[[アフリカ/アルジェリア]]

*アンナバ  Annaba [#gfb7c24a]
-アルジェリアの北部海岸線の東側にある町。~
-この地域には紀元前1200年頃にフェニキア人が定住を始めたと言われる。ローマ時代には帝国の植民地となり、「ヒッポ・レジウス」と呼ばれた。初期キリスト教の中心地のひとつとして、何度も宗教会議が開かれている。西方教会の発展に貢献した聖オーガスティンも司教としてここで晩年を暮らした。その後はヴァンダル人、東ローマ帝国の支配を経て、7世紀末にイスラム帝国に征服された。~
-アラブ人はヒッポ・レジウスから3kmほど離れたところに町を建設した。これが現在のアンナバの町の原型である。~
-フランス植民地時代はボーヌと呼ばれていた。ヨーロッパからの移住者が多く住み、アルジェリア生まれのフランス人「ピエ・ノワール」も形成された。~
-海に突き出た丘の下に旧市街があり、その周囲に新しい町並みが大きく広がっている。南の郊外にはヒッポ・レジウスの遺跡があり、ローマ時代の遺構が残っている。kj~



~
~
~
~
~
~
~
~
~
----~
#comment( {[above], [nodate], [noname]} )
#menu(アルジェリアメニュー)