スペイン/スペイン北部、巡礼の道
サン・セバスティアン San Sebastian (バスク地方) †
- マドリッドから488km、ビルバオから100km、ビトリアから115km
- 人口約18万人
- サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路の中継地。
- 気候もよく、ハプスブルグ家の王妃マリア・クリスティーナが19世紀に夏の避暑地として以来、高級リゾート地として脚光を浴びることとなった。リゾートとして当然のことながら美味なる食べ物も豊富になっていった。
- 周囲を小高い山に囲まれたビスケー湾の良港で貿易で栄えていたが、1813年ナポレオン軍の侵入で町は大半が炎に包まれた。現在の残っているのはモンテ・ウルグルの下の旧市街だけである。しかしフランス的香りの漂うところもある。
- モンテ・イゲルドとモンテ・ウルグルに挟まれた美しいコンチャ湾の入口には小さなサンタ・クララ島が横たわり、海沿いのビーチは美しい遊歩道がコンチャビーチからピコ・デル・ロロ、オンダレタビーチへと2km続いている。
- モンテ・ウルグルの上にはモタ城Castello de la Motaがあり、ふもとの旧市街から歩いて20分ほどとなる。城の上には高さ10mのキリスト像が町を見下ろしている。
アクセス †
- 空路:
国内線が毎日マドリッド、バルセロナと運行されている。
- 鉄道:
マドリッド/チャマルティン駅からから7時間、1日4〜5本運行
空港 †
サンセバスティアン空港(EAS)
見どころ †
- モンテ・イゲルドMonte Igueldo
コンチャ湾を挟んでモンテ・ウルグルと相対している。麓からケーブルカーが15分おきに運行されている。
- モンテ・ウルグル Monte Urgull
海に突き出た2つの丘の1つで、市内中心地から散策コースで20分、丘の上にモタ城 Castello de la Mota がある。
- サン・テルモ美術館 Museo de San Telmo
モタ城から下りてきて麓にこの美術館に立ち寄るといい。バスクの民族品やエル・グレコの作品などが展示されている。