モンテネグロ・ゴスパ・オド・シュクルベラ島

ゴスパ・オド・シュクルベラ島 Gospa od Skrpjela †

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ゴスパ・オド・シュクルベラ（岩礁の聖母）島は、聖母像のイコンが発見されたと伝えられる岩礁の周りに石を埋め立ててできた人工の島。
こうして造成された3030㎡の土地に、15世紀後半に成った教会の礎石を利用して1630年、岩礁の聖母を祀る教会が新たに建立された。
船乗りたちは困難に出遭うと、この聖母の奇蹟の力に助けを求めた。
教会は今でもよく知られた聖地になっている。
島の誕生を記念して毎年7月22日には、ポカの住民が美しく飾り立てた小舟で新たに石を運び島に積む「ファシナーダ」という祭が行われる。
教会の内部はキリストと聖母の生涯を題材にした68点の絵画で飾られている。
ペラストの画家トリボ・ココリャ（166卜1713）の代表作。
ココリャはこの地方最高のバロックの画家であった。
イコン「岩礁の聖母」はコトルの画家ロブロ・マリノフ・ドブリチェピッチの作（1452年）。
また、船乗りたちが航海から持ちかえって教会に納めた2000枚以上の銀の奉納額が保存きれている。
この島へは教会へはツアーで訪問することができる。

(参考資料：Montenegro Guide by Studio Strugar)