モンテネグロ
ウルツイニ、Ulcinj †
- ウルツイニ旧市街は海に臨む岩の高台にあり、よく保存された要塞の遺跡と中世前期、ベネチア時代、トルコ時代の城壁が遺されている。
- 市街の建築には中世のものと、15世紀から16世紀前半のものとがあり、多くがオスマン・トルコ時代に改築されている。
- 市街区全体に地中海風とバルカン=オリエント風の建築様式の共生が見られる。
- ウルツイニでいちばん重要な建築群は、要塞に沿った北側の市門近くにある。
未詳の聖人に献じられた教会は1510年に建立され、1569年に再建された。
- トルコは1693年、これをモスクに改造した。この教会=モスクは現在、ウルツイニ考古学博物館になっている。
(参考資料:Montenegro Guide by Studio Strugar)