ミズーリ
ブランソン Branson ミズーリ州(MO) †
- 州南西部、カンザスシティから南へ約350kmの位置する。
ブランソンは家族向けバージョンのラスベガスだ。
外国人観光客にはあまり知られていないが、アメリカの人気観光スポットとなっている。
カジノはなく、伝統的なアメリカの家族向けヴァケーションランドだ。
街に50近いミュージックシアターで毎晩120近いショウが行われている。
カントリー・ミュージックを中心に、ミュージカル、コメディアンショウ、ものまねショウなどファミリー向けをテーマにした多彩なアトラクションが提供されている。
全米のどこよりも多くのショウをやっている町で、毎年700万人の観光客を受け入れている。人口はわずか6000人なのに、集客数ではブロードウエイ(NY)に継いで2位。座席数は全米第1位だ。
街の中心の通り、ストリップStripには派手なビルボードが立ち並んでいる。
レストランで人気なのはHard Luck Diner(2800,76 County Blvd.)で、50年代の雰囲気のインテリアの店内は一年中に5割っている。ウエイター・ウエイトレスなどサービスに携わる人たちがセミプロレベルのシンガーで、サービスしながら歌ったりするところもある。メニューもボリュームも昔ながらの中西部伝統の田舎風のものだ。
変わったところでは、DuttonsでDutton家の人たちが家族ぐるみで、ショウを行っている。
バンド、シンガー、ダンサーをすべて一家で賄っている。そのショウがハンパではない。観客を飽きさせず、家族で楽しめる演出がいっぱいのショウだ。
ラスベガスでは見られなくなったワンマンショウも、ここでは続いている。
中でも人気なのが、ムーンリバーシアターMoon River Theaterで毎晩アンディー・ウイリアムすのワンマンショウが楽しめる。
この町の一番で絶大な人気は日本人「ショウジ・タブチ」ショウで、なかなかチケットがとれないほどの人気だ。
家族連れの多くなるにつれ、休暇を楽しませる施設も増え、かっての銀鉱山を利用したテーマパーク、湖でのバス釣りなどのリゾート地に発展している。
まさに、街の活性化の最もいい見本のようなものだろう。
アクセス †
- 空港
ブランソン空港 Branson Airport (空港コード:BKG)
ブランソンの南10マイルに位置する。
2009年に完成で、米国で最初の民間空港である。
3社の航空会社が乗り入れているが、タビタビ変更・運休があり、休暇の多い繁忙期のみに運行されたりするので不安定状態にある。
なお、ブランソンの北50マイル(約70km1時間)には
スプリングフィールド/ブランソン空港
Springfield-Branson Regional Airport(空港コード:SGF)
がある。
カンザスシティからブランソンまでは、約350km(5時間)の距離になる。