イスラム圏の中では、最も簡単な出入国検査の国のひとつだ。
一方、セキュリティは非常に厳重で、特に出発便には厳重なセキュリティチェックが行われている。
観光・業務目的の場合は3ヶ月以内は免除されている。
旅券の有効期間は到着日から3か月以上、プラス滞在予定期間。
3か月以上滞在予定の場合には、出発前にビザを取得しなければならない。
ヨーロッパの主要国同様、簡単にパスポートチェックが行われるだけ。
入国のスタンプが押される。
乗継で、国内便で地方都市へ移動する場合には、ゲートウエイ(イスタンブール)空港で入国審査だけ行われる。荷物はスルーで最終目的地まで送られる。
乗継便の入国審査場が別になっているので、「Connecting Flight」「Transit」の表示を追いかけてゲートに進む。
イスタンブールのアタチュルク空港は到着ゲートと国内線ゲートまで現在は通路でつながっているが、かなり離れている場合が多い。はじめにイスタンブールへの入国審査場が出てくる場合などは、その先に国内線向けの入国審査場があるので、迷うことがある。不安だったら、近くにいる空港職員に尋ねるといい。Transit?
ターンテーブルから自分の荷物を取り出して出口へ進む。
税関職員が私服なので、だれが税関職員かわからないほどだ。
ただし、大きな段ボール箱などを持ち込むと、呼び止められ、中味を尋ねられる。
(免税対象)
トルコはテロなどの警戒が厳重で、セキュリティチェックが厳しい。
空港では2度のチェックがある。
まず空港ビルの中に入るところで、最初のセキュリティチェックがある。
スーツケース、手持ちのバック、コート・ジャンパーなどは脱いでトレーに入れてX線を通す。ノートパソコンもバッグから出してトレーに入れる。
さらに、チェックインののち、出国審査場を通り、搭乗ゲートの近くで、まったく同様の検査がもう一度行われる。
こちらはさらに厳しい。
履物も脱がなくてはならない場合もある。
ペットボトルは中に液体が入っていたらすべて没収される。
X線検査の直前に、液体の入ったボトルを捨てる大きなゴミ入れが用意されている。
ペースト状のはちみつやジャムも没収される。栓をしっかりして、スーツケースにしまってチェックインしておく方がいい。
空港待合ロビーの中の売店で購入したものでも同じだ。ゲートへ進む前にすべて飲んでしまう。
航空券に切り込んである。