オーストラリア/ニューサウス・ウエールズ州

ブルーマウンテンズ;Blue Mountains

シドニーの西100km、電車で2時間。車で約2時間のところにある高原地帯で大分水嶺山脈の一部になる。1000m級の山が連なる国立公園。山というよりは、台地に峡谷が切れ込むことで形成された壮大なスケールの自然美で、緑に覆われたグランドキャニオンといった感じだ。
シドニー郊外観光の筆頭にあげられるところで、ツアー多い.
観光の拠点となる町は、カトゥーンバ Katoomba、ルーラ Leuraあるいはブラックヒース Blackheath。

ブルーマウンテンズの展望ポイントとして最もポピュラーなのは、カトゥーンバの町から近い「エコーポイント」。目の前にはジャミソンバレーが広がる。そこにはスリーシスターズと呼ばれる3つ並んで立っている有名な奇岩がある。
また、カトゥーンバの東、車で10分ほどの町ルーラとの間に、ジャミソンバレーに流れ落ちる滝ルーラ・カスケード Leira Cascade があり、この滝からトレッキングコースが作られている。

カトゥーンバの町外れにある「シーニック・ワールド」から発着している、峡谷の高低差を体感できる乗り物がアトラクションとして人気。名前は似ているが3種類ある。トロッコ列車のような形の簡素な造りの列車で急斜面を下る、ジェットコースターのような「シーニック・レールウェイ」、ゆったりと景色を眺められる、ロープウェイの「シーニックフライウェイ」、そして谷底の300m上空を水平に移動するロープウェイの「シーニック・スカイウェイ」。
ツアーではたいていここに立ち寄っていずれかに乗れるように時間をとっている。

カトゥーンバに次いで観光の拠点となっている町がブラックヒース。カトゥーンバの北、10km余りのところに位置する。ゴペッツ・ゴージGovetts Gorgeを見下ろせるゴベッツリープ・ルックアウト Govetts Leap Lookoutやエバンス・ルックアウト Evans Lookout という展望ポイントがあり、その間にウォーキングコースがある(片道2時間)。