マニトバ州

ウィニペック Winnipeg

アクセス

空路:バンクーバーから約3時間。

概要

カナダの国土の中部平原地帯となるマニトバ州の州都。童話「クマのプーさん」は「ウイニペック」が由来。レッド川とアッシニボイン川の合流地点にあり、19世紀初頭に毛皮取引所として拓かれた町。1881年に大陸横断鉄道がウィニペグまで開通した後、中部平原の穀物の集積地として発展。この時代に建てられた建築物群は往時のアメリカのシカゴを思わせる雰囲気をもっているため映画のロケ地としても使用される。英仏それぞれの文化が融合した国際都市としても知られ、ロイヤル・ウィニペグ・バレエ団や交響楽団を持ち、毎年8月には世界各国のパビリオンが市街に並ぶイベント、フォークロラマ Folklorama が開催される。
ダウンタウンのメイン通り Main St. や南側の再開発地区フォークス The Forks などが市街の中心となり、その周辺にサン・ボニファス大聖堂 St. Boniface Basilica や、マニトバ博物館 Manitoba Museum などがやや離れて位置する。郊外のアッシニボイン公園 Assiniboine Park には、『クマのプーさん(Winnie-the-Pooh)』のモデルとなった小熊の像が立っている。