イタリア
イタリアワイン †
- イタリア全土で栽培されている (生産量世界一、フランスとほぼ同じ、栽培面積は第三位、赤が3分の2)
- 法律で生産工程上厳しい制限がある
- 産地ごとの熟成期間を規定
- 醸造工程で糖分の添加を禁止
- 他国のワインとのブレンドを禁止
イタリアワインの格付け(原産地呼称保護委員会) †
法律によりブドウの品質,産地,栽培法、収穫量,熟成期間、アルコール度,特性を調べて格付けをする
- DOCGDenominazione di Origine Controllata e Garantita
統制保証原産地呼称ワイン、農林省、商工会議所の検査、政府の認可を受けたもの
30種補糖は禁止されている。
DOCGの原産地(30種)
- DOC; Denominazione di Origine Controllata
統制原産地呼称ワイン、 300種
- IGT;地域特性表示, 120地区、85%以上の該当産地のぶどうを使う
- Vdt; その他, 80%
食前酒・食後酒 Digestivo †
イタリアに約200種ある ~
アルコール度;40‐70度
- グラッパ Grappa (蒸留酒)
ベネト州バッサーノ・デル・グラッパが発祥の地
3つのタイプがある
普通のブドウや絞り滓を発酵させて作るもの(フルーツ、ハーブで味付けしたもの)
蒸留したあとに桜やヤシなどの木樽で熟成させるもの
- ヴィーノ・スプマンテVino Spumante
イタリア版シャンペン、発泡酒、北部ピエモンテ、ロンバルディア、ベネトの各州で産出されている。
弱発泡性のヴィーノ・フリツァンテVino/Frizzanteもある
- アマーロ Amaro
カクテルの材料に使われる
薬用酒の総称
木の皮や根
薬草(アニス、バニア、ビャクシン)
スパイス(コリアンダー、カルダモン)
カンパリ
サンブーカ
- マルサーラ Marsala
シチリア風デザートワイン、アルコール度18〜19度
- 新酒 Vino Novello
イタリア版ボージョレーヌーボといったところ。
1979年11月に大統領令により収穫年の12月末日までに瓶詰めしたものを新種として発売していいこととなった。