(現地滞在・生活事情):
生活事情 †
- ルール・マナー・常識・慣習
敬虔なキリスト教徒が多いため、ビーチでのトップレスは禁止されている。
公共の場では肌の露出はなるべく避け、教会やビレッジでは脱帽する。
リゾートエリアではノースリーブでもかまわないが、市街地では肩を露出した服装やショートパンツ姿は好まれないので注意したい。
- 物価目安;
- ビジネスアワー;
- 官公庁・銀行;
月〜木曜9:30〜15:00、金曜9:30〜16:00。土・日曜は休み。小さな町にある銀行の支店は営業日が不規則なことが多い
- 商店;~^
月〜金曜8:00〜17:00。土・日曜、祝日は休みというのが一般的。
個人商店やみやげ物屋は土・日曜に営業しているところもある。
- チップ;
チップの習慣はないが、ホテルで荷物を運んでもらったり、特別なサービスをしてもらい場合には手渡すといい。
- 飲料水;
水道の水は飲料として問題ないとされているが、水道タンクやポンプの老朽化により濁っタリ、汚染されることもあるので、出来るだけミネラルウオーターを飲用する方がいい。
小さな離島の水は雨量の関係や上水道が整備されていないために安定的に給水していないところもある。
また塩分を含むものが多いので、飲料水を別に用意しているところもある。
フィジー製のミネラルウォーターも売られている
- トイレ事情;
- 税金;
付加価値税12.5%がかかる。料金の中の含まれている事が多い。
- 喫煙・禁煙;
飲酒、喫煙は21歳以上。車の運転は18歳以上
治安状況; †
安全といわれていたフィジーだが、近年スバやナンディなどの都市で強盗などが多発している。
都市に行く際は、夜間はもちろんのこと、日中でも気を抜かずに注意が必要。
民族間の紛争が起きたら沈静するまで極力ホテルを離れないこと。
祝祭日・年中行事: †
1月1日 元旦
3〜4月 (イースター前の金曜日) 聖金曜日 移動祝日
3〜4月 (イースター前の土曜日) 聖土曜日 移動祝日
3〜4月 イースター 移動祝日
4〜5月 預言者ムハンマド誕生日 移動祝日
5月 青年の日(ナショナル・ユース・デー) 移動祝日
5月 ラトゥー・ララ・スクナ卿記念日 移動祝日
6月 女王誕生日 移動祝日
10月 フィジーデー 移動祝日
11月 ディーワーリー祭 移動祝日
12月25日 クリスマス
12月26日 ボクシング・デー
料理・食材; †
伝統的なフィジー料理とポリネシア料理に、インド料理、中国料理、そして幾分のヨーロッパ料理が混じり合っている。
フィジー人の食事はキャッサバ (tavioka) とタロイモ (daro) が中心で、煮たり焼いたりした魚介類や豚肉、牛肉も食する。パイナップルやグアバ、マンゴーなどのトロピカル・フルーツも豊富である。
インド系のフィジー人は、香辛料をたっぷり入れた肉のカレーにライスまたはロティと呼ばれる平たいパン、そしてダールと呼ばれるヒラマメのスープを主に食する。
市街地ではピザやハンバーガー、中国料理の持ち帰りもあり、ローカルに人気がある。~
- フィジー名物料理~
- ココンダ(Kokoda)、
フィジー風刺身をココナッツ・ミルクとライム・ジュースでマリネしたもので、さっぱりしている。
- ロロ(Lolo);
魚や野菜をココナッツ・ミルクで煮たものや炒めた豚肉や牛肉を煮たタロイモの葉で包んだもの
- マンギティ;
穴の中に食材を入れて蒸す。
- ロボ(Lovo);
地中に穴を掘り、バナナの葉を敷きつめて豚肉や鳥肉、魚、タロイモなどを入れ、その上にもバナナの葉を被せて3〜4時間かけて蒸し焼きにしたもの。冠婚葬祭のときに作られる。~
- 日本レストラン;
ナンディ市内には数軒ある。
伝統的習慣・芸能 †
- カバの儀式;
カバとは胡椒科の木(ヤンゴナ)のこと。その根を粉にして水で溶いて回し飲みするもの。リラックス効果がある。日常的にも飲まれているが、歓迎の儀式としてカバには作法がある。
- メケ;
フィジーの伝統的な歌と踊り。
男性よるものと女性によるものがあり、最初に男性群の踊り、次に女性群の踊りが交互に行われ太鼓と竹筒のリズムに合わせて口伝承の唄を歌うもの。戦いの前に勇気を奮い起こすための踊りで迫力がある。ホテルのショウなどでしばしば演じられる。
- 火渡りの儀式;
ダイビング・スポットとして知られているベンガ島に住むサワウ族に伝えられた儀式。
儀式を司る僧はベテと呼ばれ、サワウ族の直系の子孫がなるとされている。
ショッピング; †
フィジーでのショッピングは、ホテル内にあるショップや、ナンディ、ラウトカ、シンガトカ、スバなどの町で楽しめる。
町で買物をするときは一部の大型土産物店を除き、値段交渉ができる。
- 土産品;
- スル;
衣類では現地の人々が腰に巻くという布、フィジーのもっとも伝統的な布で木の皮を叩いてなめし独特の模様を描いたタパクロスがあげられます。
フィジーに大勢暮らしているインド系の婦人の民族衣装サリーもおすすめですが、これをパーティー用などに使うのなら、化繊ではなく、多少値がはってもシルクなどの良いものを買ったほうがいいでしょう。
- Tシャツ:
プリントの種類がかなり豊富で、南国らしくカラフルで楽しいデザインが人気。
- ココナッツ石鹸;
ココナッツ・オイルを原料として造られている無公害で香りが良い。
- 木彫りの人形・食器など;
種類が多く、比較的安い値段で買うことができる。
- 免税品は空港内のほか、市内やホテル内にある免税店で買うことができる。
アクティビティ: †
マリン・スポーツが中心となる。
キューバ・ダイビング、シュノーケリング、カヌー、サーフィン、ウインド・サーフィン、水上スキー、フィッシング、ジェット・ボート・トリップ、カヤック・ツアー、パラセイリング、ゴルフ、テニス、乗馬やトレッキングなど、それぞれ内容も充実している。
- サーフィン
サーフィン出来るエリアはビチレブ島の西部から南部にかけて点在しているが、多くのサンゴ礁の浜辺は熟練したサーファーを除くと危険があり、一般的なサーファーに適した場所は限定されている。
- ウィンド・サーフィン
フィジーは貿易風が1年中吹いていることから、初心者でもインストラクターの指導で半日も練習すれば、それなりに楽しむことができる。
- ダイビング
- 特徴;
大小330もの島々があり、ダイビング・スポットも豊富である。
透明度が高く豊かな海洋生物にめぐり合える。
ダイビング・シーズンは乾季になる4月から11月だが、ビチレブ等の西のママヌザ諸島は年間を通して雨が少ない。
水温が一番低くなるのは8〜9月で24℃平均。夏の2〜3月が28℃。
荒れ模様の天候やプランクトンの最盛期を除けば30〜40m先まで見通すことができる。
ダイビング・ショップが多い。いずれも経験豊かで整備されている。
- ダイビングポイント;
ママヌザ諸島 (Mamanuca) ;ビチレブ島の西に位置する
ナナヌイラ (Nananu-I-Ra);ビチレブ島の北のラキラキ町の沖
ベンガ・ラグーン;ビチレブ島スヴァの南西
レインボー・リーフ;バヌアレブ島とタベウニ島の間にあるソフト・コーラル
グレート・ホワイト・ウォール;ソモソモ海峡 (Somosomo Strait)
ママヌザ諸島には日本人のインストラクターが常駐しているダイビング・ショップがある。
- フィッシング
フィジーの海は許可無しに釣りをすることは禁じられており、必ず現地の案内人と一緒に行動することが求められている。
リゾートで用意しているフィッシングは2種類ある。
リーフ・フィッシングと本格的な楽しみを追求するディープ・シー・フィッシングである。
- リーフ・フィッシング;
誰にでも簡単に楽しめるが、好きなところで勝手に釣り糸を垂れるわけにはいかない。許可が必要になる。
- ディープ・シー・フィッシング:
トローリングやキャスティング、ジギングなど。
リゾートに宿泊してない場合は、フィッシング.サービス・センターで申し込む。
- リゾート・クルーズ
フィジーのクルーズには、半日または1日クルーズ、ディナー・クルーズ、そして豪華客船に宿泊しながらのものまで、さまざまなクルーズが用意されている。
ビチレブ島の大規模リゾートは快適さは申し分ないが、もっと美しい透明度の高い海を楽しみたいのならクルーズに参加するのが最適かも知れない。
一般的なのはナンディのデナラウ港から出発するママヌザ諸島へのデイ・クルーズである。ただ、デイ・クルーズの場合は出発時間が早いので、ナンディの近くに滞在していないとかなり早起きをしなければならない。
デイ・クルーズを選ぶ場合のポイントは、何がしたいかを明確にしておくことである。
デイ・クルーズのコースにはママヌザ諸島の主な島の多くが含まれているので、ダイビングなのかシュノーケリングなのか、それとも静かな浜辺でのんびりしたいのかによって選ぶコースが違ってくる。
また、デイ・クルーズに使われる船も、スピードを重視するものからクラシックな帆船まで数種類用意されているので、現地のパンフレットで確認して気に入った船に乗れる。
また、映画「青い珊瑚礁」の舞台となったヤサワ諸島へのクルーズには2泊3日から6泊7日のコースがあり、一番の人気は3泊4日のクルーズ。
主なクルーズ
- ゴルフ
フィジーはメジャーのマスターズで優勝したシン選手を生んだ国であり、素晴らしいゴルフ場がたくさんある。ビチレブ島にある4つの代表的なゴルフコースを含め12のコースがある。
- デナラウ・ゴルフ&ラケットクラブ Denarau Golf & Racquet Club
2つのシェラトンと隣接するデナラウ・ビーチの湿地帯を埋め立てて造られたゴルフコースで、池や川が巧みに配置されている。宿泊者が中心のクラブで、グリーンフィーは18ホールがカート代を含んでF$90ほどである。
TEL:679-675-0477
- P・H・チャンピオンシップ・コース Pacific Harbour Championship Course
全長6,908ヤード、パー72の国際級のゴルフコースで、レイアウトの素晴らしさが評判。
クラブハウスにはレストラン、シャワー設備などが整っており、日本人スタッフも常駐している。電気カートもある。
TEL:679-345-0048