モンテネグロ
ジャブリヤク Zabljak †
- 標高1450m、ドクルミトル山地 Durmitorの中心となる山岳リゾートの町。
- 町制が敷かれたのは1871年。
- 湖沼めぐりや最高峰をめざすルートの出発点となっている。
- ドクルミトル山地はターラ川、ビバ川、スシツァ川、コマルニッァ川の狭く深い峡谷や谷間で区切られた高原に、2000m級の峰が30以上もそびえたつところ。
最高峰はボボトブ・クークで、標高2522m。
- 標高1900mを超える高地では一年中、氷雪が消えることはない。
- ドウルミトル山地で発見された200にのぼる鍾乳洞のなかにはレデナ・ペチナ(氷洞)も存在する。
- ドウルミトルは雪解けが遅いうえ、滑りやすいスロープが多いので、スキー・センターとして知られている。
- ターラ川は長さ144km、モンテネグロでいちばん長い川。
全長78kmに及ぶ峡谷は、最大で深さ1300m。
- ターラ峡谷一帯には、ドブリロビナ修道院、ドポリヤ修道院、聖大天使修道院など、古い修道院が残っている。
長さ366m、高さ150mのジュルジェビッチ橋がターラ渓谷のシンボル的存在で、絵ハガキとして人気がある。
- 「山の瞳」といわれる19の湖があり、そのなかで最大の湖がツルノ湖。
- ドウルミトルの植生は多種多様で、高山植物の多くはあざやかな色の花や薬効で知られる。
- ドウルミトル山地の自然はよく保存されており、そのため32000haの広さを持つ地域が国立公園に指定されている。1980年にはユネスコの世界自然遺産にも登録された。
(参考資料:Montenegro Guide by Studio Strugar)