イギリス/イングランド南西部
トーキー Torquay †
- イングランド南西部、イギリス海峡に臨む保養地。
- 日照時間が長く、穏やかな気候が心身を癒すと言われ、「イギリスのリビエラ」と称される。
- かつては小さな漁村であったが、19世紀に入るとイギリス海軍が休息に停泊した。
そして面会に訪れた士官の家族からこの地の快適さが評判となり、上流階級の保養地となった。
- 1857年にはリビングコーストにプールやダンスホールを備えたスパ施設が建設された。
- 鉄道も開通し、人口は急速に増えていった。第一次世界大戦中は軍の病院が置かれ、戦地で傷ついた戦士がここで療養している。
- 戦後はリゾート地として人気が高まり、庶民も訪れるようになった。
- トーキーは作家アガサ・クリスティーの生まれ故郷でもあり、周辺には彼女のゆかりの地が多くある。kbt