オーストラリア/南オーストラリア州

アデレード;  Adelaide

ワインと芸術で知られる南オーストラリア州の州都。
オーストラリアで5番目に大きな都市で、シドニーに次ぐ2番目に古い都市となる。バロッサバレーをはじめとする周辺のワイナリー巡りや、野生動物の宝庫カンガルー島への観光拠点ともなっている。年間を通じて過ごしやすい気候でもある。
1836年に建設された街は、道路が整然と碁盤の目のように並び、開拓時代の風情ある建物と近代的なビルが建ち、その周囲を公園が取り囲んでいる。
わかりやすく歩きやすい市街は、徒歩での観光が可能。中心となるのはヴィクトリア広場で、南北に通るキング・ウィリアム通り King William St. がメインストリート。東西に走るノーステラスは落ち着いた雰囲気の並木道で、博物館や美術館が建つ。並行して、デパートやみやげ物店でにぎわうランドル・モール Rundle Mall や、洒落たレストランやカフェが集まるランドル通り Randle St. がある。ビクトリア広場近くには100年以上の歴史を持つセントラルマーケットがあり、周囲のチャイナタウンには中国やアジア系のレストランが並ぶ。
市街の北を流れるトレンス川を渡った一帯がノース・アデレード North Adelaide。にぎやかなオコーネル通り O'Connell St. や、古いテラスハウスを改造したカフェやレストランが並ぶメルボルン通り Melbourne St. がある。

郊外へは、ビクトリア広場から南へ延びるトラムを利用してリゾート地グレネルグビーチへ。市街の南東一帯はアデレードヒルズと呼ばれるエリアで、美しい夜景が望めるロフティー山展望台や、ドイツ移民の街ハンドルフ、コアラを抱っこできるクリーランド自然保護公園などがある。北東の丘陵地帯は、世界的に有名なワイン産地バロッサ・バレーがある。

アデレードは1人あたりのレストラン数がオーストラリアで最も多い街とされ、周辺にワインの名産地を抱えることもあり、国際色豊かな料理とワインを楽しむことができるのも特徴となる。

(アクセス)

アリススプリングス、ダーウィン方面へのザ・ガン号、メルボルンへのジ・オーバーランド号の基点、そしてシドニー、パースを結ぶインディアンパシフィックの中間点でもある鉄道の拠点。
もちろん空港もあり、アデレード空港から街の中心部までタクシーで約15分。

アデレード国際/国内空港(ADL)

国内主要都市やカンガルー島へのフライトが発着している。
国際線は、シンガポール航空、マレーシア航空、英国航空などが乗り入れているが、現在、日本からの直行便はない。

(市内の見どころ)

アデレード近郊





関連リンク:
http://www.adelaide.jp
http://www.southaustralia.com


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