オーストラリア/ニューサウス・ウエールズ州

シドニーSydney

オーストラリア第1の都市で、オーストラリアの中でも際立って大きい。世界に誇る美港、歴史的建造物、高層ビル群など表情豊かな大都市シドニーは散策、観光、ショッピングと楽しさが盛りだくさんだ。

(アクセス)

キングスフォード・スミス空港(SYD)
国際線ターミナルと国内線ターミナルに分かれている。2km
市街から車で約20分。ただし、道路状況により時間がかかる場合がある。
電車:「エアポートリンク」と称する電車が、国際線ターミナル、国内線ターミナルからセントラル駅を経由して市内に乗り入れている。セントラル駅から国際線ターミナルまで所要約10分と早い。

(市内交通)

ダーリングハーバー周辺、チャイナタウン、タウンホール(シドニー中心部)にかけては、モノレールが走っていて便利なのだが、他のエリアへはバスを使いこなせないと行きにくいところがある。慣れない旅行者はタクシーを利用した方が無難。

(街の様子)

オーストラリア最大の都市であり、国内の他の都市と比べて際立って大きい。住宅地、新開発エリアは郊外へと広がっている。それぞれのエリアに特色があるので、様々な交通手段を体験しながら巡ってみたい。
ホテルも大型ホテルが集中するところ、モーテルタイプの多いところ、バックパッカー向けのところなどエリアごとに異なる。

(市内の見どころ)

サーキュラー・キー Circular Quay
シドニー市街部の北、シドニー湾に面した埠頭。ノースシドニーやマンリー行きのフェリーが発着している。
シドニー湾を巡る観光船もここから出ている。本格的なディナークルーズのほかにも、2時間程度の手軽なコーヒークルーズやランチクルーズもあり、予約なしでも乗れるものもあるので、利用してみるのもいい。また、水しぶきを上げて豪快に湾内を回るジェットボートも埠頭の横から出ている。
埠頭の周辺には、屋外にテーブルを出したレストランが並んでいる。海に向かって、左手にハーバーブリッジ、右手にオペラハウスと、シドニーの代表的な景観を収める記念写真スポットでもある。

ロックス The Rocks

サーキュラー・キーの西側、湾を挟んでオペラハウスと向かい合うオーストラリア最古の町。
1788年に英国からの移民団が建設した町で、砂岩で作られた建造物が今も残る。
1960年代に再開発計画が持ち上がったが、住民の反対により街並が保存された。
サーキュラー・キーから歩いてすぐなので、観光客の姿が多く、週末にはマーケットが立つ。
通りには古い歴史を持つパブがあり、路地裏にはあるしゃれたカフェも人気だ。

シティ City

市の中心部で、CBD(Central Business District)と言われるビジネス街を含む。
東側はロイヤル・ボタニック・ガーデンとドメインと呼ばれる緑地帯になっている。その北側の海に突き出た部分の右側の岬がミセス・マッコリーズ・ポイントで、オペラハウスの撮影ポイントになっている。

(キングスクロス)

南半球最大の繁華街

パディントン Paddington地区

シティから南東に延びるオックスフォード・ストリートを中心にしたエリア。テラスのついたしゃれた家が並ぶ。
かつては高級別荘地であったが、時代の変遷で芸術家たちが集まるようになった。トレンドを反映している。
毎週土曜日には、アンティークやアクセサリー類などのフリーマーケット、パディントン・マーケットが開かれる。

ノース・シドニー North Sydney

シドニー湾を挟んで市街の対岸にある地域で、1916年開園という歴史あるタロンガ動物園などがある。ノース・シドニーへはサーキュラー・キーから出るフェリーでわずか12分と近いので、湾内クルーズ代わりに乗船して、足を延ばしてみるのもいい。
(シドニー近郊のビーチ)

どこへでも1時間以内でいける.
ポートジャクソンをはさみサザンビーチとノーザンビーチに分かれる。

ボンダイ・ビーチ Bondi

シドニー東部のタスマン海に面したビーチ。「ボンダイ」とはアボリジニの言葉で「岩に砕ける波」という意味で、特にサーファーに人気。街にはカフェやファーストフード店が並ぶ気さくな雰囲気で、若者たちで賑わっている。
シティからは、海岸沿いを巡るバス「ボンダイ・エクスプローラー」で行ける。ツーリスト用ホテルもあるが、市街地から離れているので、一般のパッケージツアーの宿泊にはあまり使われない。

(ノーザンビーチ)