アフリカ/アンゴラ
基本情報 †
国 名・コード †
アンゴラ共和国 Republic of Angola
- ISO=AO/AGO，
- NET=.ao，
- IOC=ANG
プロフィル； †
- アフリカ南西部,大西洋に面し、東にザンビア、南にナミビア、北にコンゴ民主共和国と国境を接している。
- 内陸部の山岳地帯に雨季に降った多量の雨が数々の川をつくりだしている。なかでもザンベジ川はその流れの途中のジンバブエで高度差107m、長さ1.7kmヴィクトリア滝を形成している。
- この国は1490年代にポルトガル人が入植し、奴隷貿易が盛んにおこなわれており、ブラジルやウルグアイ、アルゼンチンなど南米や西インド諸島への黒人奴隷の供給地となっていた。
- 1975年にポルトガルから独立後、内戦が続いていた。
一時は社会主義国となり、ソ連やキューバなどとのつながりを強くした時期もあったが、-2002年に27年間の内戦が終結し、和平が成立した。
- 現在は、復興に向けて動き出しており、そこに中国はいち早く進出しインフラ整備などの復興に協力し力を貸すこととなった。
- 現在は各地で道路や鉄道などの大建設工事がおこなわれており、そこに携わる中国人は約20万人にもなっている。
- 町の看板にも、道路標識にも中国語が出てくるほどに中国人労働者が居住している。
サッカー競技場やショッピングモールも中国人の手によって建設している。
- かつての中国人の進出と違ってそこに根を下ろして中国社会を作るのが目的ではなく、あくまで復興事業援助のための支援にとどまっている。
- この国はセネガルに次いでアフリカ第2の石油産出国（200万バレル/日）となっており、中国が熱いラブコールを送っている。
- 2004年中国が約2000億円相当の資金援助うをしたのをきっかけに、2007年までに約一兆5000億円相当の援助うが行われた。
その見返りをして中国へ石油の輸出を優先的にすることとなり、現在は約4分の1が中国へ向けられている。
- アンゴラ政府は石油メジャーとの契約延期を拒否し、中国国営企業との合弁会社に権限を与えてその関係を強化している。
国のシンボル †
- 国 旗：
上部半分が赤色、下部半分が黒色。
中央部分に黄色で農業用のなたと半月状の歯車、そこに星が一つを重ねているシンボルマークがある。
なたの荘民を、歯車は工場労働者を象徴するもの。星は社会主義建設を表現するもの。
- 国 花；
- 国の木；
- 国の動物
- 国 鳥；
- 国 歌；Angola Avante
国 土； †
ほぼ正方形の本土と、飛び地(カピンダ州)がコンゴ共和国とコンゴ民主共和国との間にある。
国土の３分の２以上が高度1000ｍ以上の高原。
沿岸部は平坦で砂漠性。
高原部には多くの河川が縦横に流れている。
北へ流れる河川はコンゴ川（ザイール川）、南へ流れる河川はザンベジ川に合流する。
- 面 積；
124万6700ｋ�屐米�本の約3.3倍）
政治形態 †
- 政 体；共和制
- 独立年月日；1975年11月11日、ポルトガルより独立
- 元 首：ドス・サントス大統領（José Eduardo dos Santos）（79年9月20日就任）~ -首 都；ルアンダ Luanda，約450万人（2008/EIU）
- 地方自治:18州(províncias)の下に158の市町村(municípios)がある。
国民 †
- 人 口；1700万人（2007/7推計）
- 民 族；バンツー系アフリカ人、オヴィンブンドウ族（約38％）、キンブンドゥ族（約25％）、バコンゴ族（約15％）が大半。ほかにサン人が少数。ブンドゥ族（約25％）など -言 語；ポルトガル語（公用語），ウンブンドゥ語など
- 宗 教；原始宗教47％，カトリック38％，プロテスタント15％
