イタリアのDOPチーズ †
DOP(Denominazione di Origine Protetta);
品質管理と産品保護のため地域を指定した上で決められた基準を満たすものにだけに与えられる原産地呼称制度
現在30社が認可されている
- アジアーゴ Asiago
ヴェネト州の小さな村
- ヴァッレ・ダオスタ・フロマドゾ
- ヴァルテッリーナ・カゼーラ
- カショッタ・ドゥルビーノ
- カステルマーニョCastelmagno
ピエモンテ州クーネオ県の村の特産。牛乳と山羊の乳の混乳が原料。
- カチョカヴァッロ・シラーノ
- カチョカヴァッロCaciocavalloチーズの中のDOPに指定された銘柄で、ソレント地方産だったが、現在では南イタリアのアブルッツォ州、モリーゼ州、ラーツィオ州などでも生産されている。牛の全乳、塩、レンネットのみを使用する。火を通さない硬質チーズ
- カネストラーノ・プリエーゼ
- クアルティローロ・ロンバルド
- グラナ・パダーノ Grana Padano)
北部のエミリア・ロマーニャ州、ピエモンテ州、ロンバルディア州などのポー川流域で生産される粉チーズ。牛乳を原料とするハードチーズ。酸味がない。
- ゴルゴンゾーラ Gorgonzola
ロンバルディア州とピエモンテ州をまたがる地域で生産されている。
フランスのロックフォール、イギリスのスティルトンと共に世界三大ブルーチーズになっている。
- スプレッサ・デッレ・ジュディカリエ
- タレッジョ Taleggio
ロンバルディア州タレッジョ渓谷地方で作られる、生の軟らかいカマンベールのようなチーズで、牛の全乳を使用し40日間熟成させる。
- トーマ・ピエモンテーゼ
- パルミジャーノ・レッジャーノ Parmigiano Reggiano)
イタリアチーズの王様とも呼ばれている。エミリア・ロマーニャ地方のパルマ、レッジョ・エミリア、モデナなどので作られる。
- ビット Bitto
ロンバルディア州の渓谷地帯の標高1,500m以上の高地に夏の間放牧した牛の乳で作る。~羊乳、山羊乳と牛乳とを混ぜたものから作るものもある。
- フィオーレ・サルド
- フォンティーナ(アオスタ県)
5月から9月までの間にアルプス山麓のアオスタ渓谷で豊かな草花を食べた牛たちの乳を原料として作られている。直径40cm、高さ10cm程度の円盤型に成形され、3〜4ヶ月の熟成をさせる
- フォルマイ・デ・ムット・デッラルタ・ヴァッレ・ブレンバーナ
- ブラ Bra
- プロヴォローネ・ヴァルパダーナ Provolone
ナポリ原産、大型で硬質チーズのひとつ。
- ペコリー・ロマーノ
ローマ近郊の産で羊乳から作られる。パルミジャーノ・レッジャーノに似ているが、塩味が濃く色も白い。すりおろしてパスタにかけたり料理に振りかけたりする。
- ペコリーノ・サルド
- ペコリーノ・シチリアーノ
- モンタジオ
- ムラッツァーノ
- モンテ・ヴェロネーゼ
- モッツァレッラ・ディ・ブーファラ・カンパーナ Mozzarella
カンパニア州が原産。水牛の乳であるが、牛乳で代用したものもある。
独特の弾力ある歯ごたえが特徴である。
- ラグサーノ
- ラスケーラ
- ロヴィオラ・ディ・ロッカヴェラーノ