エストニア・タリン
カドリオルグ Kadriorg †
- 旧市街からも近い、緑豊かな地区。
- ロシア帝政時代に開発・発展したところで、当時の貴族の邸宅や別荘などの建造物が残っている。
- 現在もエストニアの大統領の邸宅や、多くの国の大使館などのあるエリアとなっている。
- 地域には公園や美術館など様々な文化的施設もありタリン市民に愛されている。
カドリオルグ美術館(カドリオルグ宮殿) †
- 大きなバロック調の宮殿で、1718年にピョートル1世によって建てられた。
彼は当時、自らの妻であったエカテリーナ1世の名を取り、宮殿にCatherinentalまたはEkatherinenthalと名づけていた。
- 設計は後に有名なペーターホフ城の建築に関わることとなった、イタリア人のNiccolo Michettiである。
- 1930年代には、カドリオルグ宮殿はエストニアの大統領の公邸となっていた。
- 現在の大統領の邸宅は、第二次世界大戦の少し前に建てられたをはさみ、この宮殿と花の庭園をはさんで後ろ側にある。
- カドリオルグ宮殿は現在、エストニア美術館の、海外の芸術作品を展示する建物として使われている。
- 宮殿の周りには、ユニークな建物が点在している。
例えば、もともと台所として使われた建物は修復され、現在はMikkel博物館になっている。
また、ピョートル大帝の小さな別荘もありま
す。
城主の家はKastellanimaja画廊として使われている。
- A.Weizenbergi 37
Tel:+372 606 6400
5月〜9月は火曜日〜日曜日の午前10時〜午後5時まで
10月〜4月は水曜日〜日曜日の午前10時〜午後5時
入場料:大人55 EEK、子供 30 EEK
http://www.ekm.ee/kadriorg
- アクセス:
トラム#1・3, Kadriorg stop
ピョートル大帝の別荘 †
- 18世紀前半、ロシアの皇帝であったピョートル大帝は、当時タリンを訪れた際にカドリオルグ公園内にある小さな別荘に住んでいた。
- 現在は博物館となり、18世紀ごろの家具や皇帝の所持品などで飾られた部屋もある。
- Maekalda 2
Tel: +372 601 3136
9月〜4月は水曜日〜日曜日の午前11時から午後4時まで
5月〜8月は水曜日〜日曜日の午前11時から午後7時まで
入場料:大人15 EEK、子供 7 EEK
http://www.linnamuuseum.ee
- アクセス:
トラム# 1・3, Kadriorg stop
カドリオルグ公園博物館・図書館 †
- 小さな博物館で、ピョートル大帝が公園を建てた1718年から、現在までのあゆみを学ぶことができる。
- 館内には、大帝の建設計画書の原本、19世紀当時のスケッチ、かつて公園にあった人工物などが残されている。
- Weizenbergi 26
Tel: +372 601 3183
1月〜4月、11月・12月は水曜日〜日曜日の午前10時から午後5時まで
5月〜10月は火曜日・水曜日・金曜日・土曜日が午前10時から午後5時まで、
木曜日は午前10時から午後9時まで
- アクセス
トラム# 1・3, Kadriorg stop
カドリオルグ公園 †
建設当初は、公園の敷地面積は100ヘクタールほどあったが、現在はその一部を残すだけになっている。
左右対称につくられている白鳥の湖が中心になり、当時はそこから道をはさんだ反対側にイタリアとフランス風の庭園があった。
クム美術館 Kumu Museum †
- 現代美術をはじめとする美術品の常設展示が行われている。
- 2006年に本館を新築し、さらの充実させ聴講室では各種プログラムや教育的なイベント等が催されている。、
- Weizenbergi 34/Valge 1
Tel: +372 602 6000
5月〜9月は火曜日〜日曜日の午前11時〜午後6時まで
10月〜4月は水曜日〜日曜日の 午前11時〜午後6時まで
大人80 EEK、学生45 EEK
http://www.ekm.ee/kumu
- アクセス:
トラム# 1・3, Kadriorg stop,
バス#31, 67, 68 Uuslinna Stop
ルサルカ像 †
カドリオルグビーチに1902年につくられた天使の銅像。
1893年、タリンとヘルシンキの間を運行していた装甲船ルサルカが、嵐のため目的地に着けず、177人の乗務員が命を落とすという事故があり、その慰霊碑として、エストニアを代表する芸術家のひとりであるA.Adamsonによって建てられた像。
(料金は変更されることがある)
(参考資料:タリンツーリストインフォメーションセンター)