スイス/ジュネーブ・レマン湖畔

シヨン城 Chateau de Chillon

ションの囚人 「Plisonnie de Chillon」 ~

内部見学

はね橋にとって代わった18世紀の橋を通って堀を渡る。
17、18世紀ベルン船団の兵器庫となった、岩盤にじかに設けられた地下室の尖頭形ボールトが美しい。
ボニワァールの地下牢の3番目の柱に、バイロンが自ら刻んだ名が残っている。
 みことな天井をもつ城主の広間には、15世紀の立派な暖炉、サワオワ家時代(13−14世紀)の美しい家具、錫製品のコレクションがある。
船底を逆さにしたような板張り天井がある旧宴会場には、博物館が設けられている。
展示品は、武具、錫製品、錠前、家具など。
「聖職者の居間Domus Clericorum」には、1909年城内のドンジョンから見つかったもので、13世紀、豪胆王フィリップ三世時代にトゥールで鋳造された大銀貨をはじめ、珍しい硬貨類がある。
その他、騎士の広間をはじめ、いくつかの寝室やサロンの装飾、家具も見のがせない。
(見学所要約1時間)