イタリア/サルデーニャ島
サルデ−ニャ島 Sardegna †
- 地中海のほぼ中央、北のフランス領コルシカ島と南北に並んでいる。
- 面積:24,090k��
- 人口:約165万人
- ヌラーゲ；サルデニア独特の石の砦で、島内に７０００も残る。
- サルデーニャには2つの顔がある。ひとつは最北部沿岸地帯に誕生した一大高級リゾート地で、世界の富裕な人がバカンスに訪れるところ、もうひとつは紀元前からの先住民族時代からあまり変わらない風景のままにところどころに残された小さな町のあるさびれた島そのものである。
- 最北部は海の色こそ紺碧で透き通っているが、島の中でも最も荒々しく、風で奇妙に侵食した花崗岩の壁や岩礁、小島、断崖があり、植物は群生しており、地中海性潅木地帯で人を寄せつけないようなところだった。そこに巨大資本による開発の手が入って高級リゾートが誕生し、バカンス客の憧れの地となった。
- これ以外の地域はこの島の州都カリアリ Cagliari を中心に他のイタリア同様の歴史の流れの中で変化をしていったので同じような風景がそのまま残されている。紀元前2000年頃から先住民が住んでいて、その時代の古い住居跡や墓跡などがいくつか残されているが、そののちのカルタゴ人、フェニキア人、ローマ帝国、ビザンチン帝国、ピサ、ジェノバ、スペイン、オーストリア、サヴォア公領下と時代時代で変わる支配者たちもここに遺跡や文化をあまり残していないが、ピサの時代の建造物はカリアリに少し残されている。
空港： †
島内には3つの空港がある。
- カリアリ Cagliari（CAG）；
州都カリアリへのゲートウエイ
- オルビア Olbia（OLB）；
コスタ・スメラルダへのゲートウエイ
- アルゲーロ Alghero（AHO）；
西北部へのゲートウエイ
- 他に中部にオリスターノ Oristano 空港があるが定期便はない。
フェリー †
ローマ郊外チヴィタヴェッキア Chivitavecchia から毎日オルビアへ7時間30分、カリアリへ13時間。他にジェノバ、ナポリ、パレルモからも就航している。
サルデーニアの名産 †
- ボッタルガ；-------------カラスミ
- アラゴスタ；-------------イセエビ
- トンノ；-----------------マグロ、マグロ漁が盛ん。
- ポルケッタ；-------------子豚の肉を香りのいい木を燃やして焼く。
- カルタ・デ・ムシカ；------サルデニアのパン
