[[オンタリオ州]] *ナイヤガラ Niagara Falls [#m0ad3d37] RIGHT:[[フォトギャラリーはこちら>http://www.sera9.com/photo/ca/ca-niagara.html]]Photo~ -人口;8万人 -市外局番 905/906 **アクセス [#z3b97bb7] -トロント・ピアソン空港から~ 各ターミナルの到着フロアからナイヤガラ・エアーバス Niagara Air Bus (大型バン)が運行されている。~ Ground Transportation Booth で申し込む。所要時間2時間、カナダ側の希望のホテルまで行く。$51~ http://www.niagaraairbus.com ~ -トロント市内のバスデポから~ 2社のバス会社の便がそれぞれ1日10〜12便がナイヤガラ・フォールスの市内のバス・デポまで運行されている。~ 各ホテルまでは行かない。$25~ -トロント・ユニオン駅からの鉄道~ ナイヤガラ・フォールズ駅まで1日2便のコりドー号が運行されている。~ -バッファロー・ナイヤガラ空港(アメリカ)から~ 2社のバスが運行されている~ ●ITAシャトル ITA Shuttle~ 1日5便、アメリカ側とカナダ側の希望ホテルまで $30 所要時間約45分~ http://www.buffaloairporttaxi.com ~ ●ナイヤガラ・エアバス Niagara Airbus ~ 1日15便、サマーシーズンだけ。カナダ側の主要ホテルまで行く。$57~ ~ **市内の交通機関 [#h8d09aa8] (カナダ側)~ -ピープル・ムーバー People Mover~ 20分おきに市内を観光ポイントを循環している。乗降り自由。冬季は運休~ http://www.niagarapark.com/planavisit/peoplemover.php ~ -フォールズ・シャトル Falls Shuttle~ ピープルムーバーより広範囲のナイヤガラを循環している。~ -インクライン・レイルウエイ Incline Railway~ ナイヤガラパークとポーテージ通りを結ぶケーブルカー~ ~ (アメリカ側)~ ナイヤガラ・シーニック・トロリー Niagara Seanic Trolley~ 1日券$55 サマーシーズンのみ運行~ **現地のツアー [#w7f02cb3] -グレイラインツアー Gray Line Tour~ http://www.grauline.ca ~ -ダブルデック・ツアーズ Double Deck Tours~ 赤いダブルデッカーのバスによるナイヤガラツアー~ http://www.doubledecktours.com ~ -霧の乙女号 Maid of the Mist~ 先住民族の伝説の聖女「霧の乙女」の名を冠した遊覧船で、滝つぼに向かっていく。屋根のない2階のデッキに上がると、全身に滝の水しぶきを浴びながら迫力ある滝の姿を体感できる。~ 船はは例年4月下旬から10月24日まで運行されている。カナダ側とアメリカ側から出ている. 乗船時間は20分。乗客はビニールの合羽を着て船に乗り込む。~ 滝の近くにくると、ものすごい水しぶきである。乗船する際に使い捨てのカッパが渡されるが、カッパから出ている部分はズブ濡れになる。始めはカメラやビデオが濡れるのを何とか防ごうと試みようとするが、滝の間近までくるとそんな余裕はなくなってくる。長時間水に浸かるわけでないので、撮影結果はともかく、カメラが壊れることはまずないが、お客様にはズブ濡れ状態は避けられないことを事前に伝えておいた方がいい。~ http://www.maidofthemist.com~ -ナイヤガラヘリコプター Niagara helicopters~ 滝の上空を9分間巡る。$95 ~ http://www.niagara-helicopters.com ~ **概要 [#x81e8c6b] アメリカ合衆国との国境にあるナイアガラの滝は、1万2千年前の氷河期の断層が長い年月をかけて浸食されたもの。1678年にヨーロッパ人によって初めて発見されたとされる。世界最大の水量を誇り、南米のイグアスの滝、アフリカのビクトリアの滝と並ぶ世界3大瀑布のひとつだ。エリー湖からオンタリオ湖へと注ぐ滝は、大きな規模のカナダ滝(幅670m、高さ56m)とアメリカ滝(幅260m、高さ21〜34m)の2つ。カナダ滝はその形状から「ホースシュー(馬蹄形)・フォールズ」とも呼ばれる。~ 周辺エリアは19世紀前半から観光都市として開発され始め、ホテルはもちろん、カジノや劇場などの施設が数多く建設された現在では高級リゾート地となっている。年間約1500万人もの観光客を集め、特に観光シーズンとなる夏期はにぎわいをみせる。~ テーブルロックやスカイロン・タワー、コニカ・ミノルタ・タワーなど滝を眺めるビュースポットや周辺の公園や遊歩道などが整備されているとともに、遊覧船「霧の乙女号」や、滝の裏側をのぞくツアーなど様々なアトラクションも用意されている。いずれもレインコートなどの防水具を借りることができるが、それでも激しい滝の飛沫を浴びてビショ濡れになるのは間違いないので、見学時の服装には注意したい。カメラなどはビニール袋に入れておくこと。~ **主な見どころ [#b0767af7] <滝周辺> -テーブルロック・ハウス Table Rock House~ カナダ滝を真正面にした大きな岩棚がテーブルロック。周囲は公園として整備され、大展望台があるテーブルロックハウスから滝を一望することができる。また、トンネルを抜けて滝の裏側に出る「ジャーニー・ビハインド・ザ・フォールズ」という探検ツアーの入口にもなっている。~ -スカイロン・タワー Skylon Tower~ 市街で最も高い地上160mの展望タワーから滝を見下ろす。タワーの外壁に沿ってガラス張りのエレベーターが昇降。展望デッキの下の階にはレストランフロアとなっている。また、同じ展望タワーとしては、コニカ・ミノルタ・タワー Konika Minolta Tower もある。こちらは高さ99mだが、滝に近い位置に建っているので迫力がある。~ -レインボー・ブリッジ Rainbow Bridge~ カナダとアメリカの国境をまたぐ大橋。滝全体を眺めるスポットとなっている。~ 橋を渡ってアメリカ側に渡る際には、通行料、パスポートおよび入国審査料の支払いが必要(2005年現在 6USドル)~ -ゴート島 Goat Island~ ナイアガラ川の膨大な水流をカナダ滝とアメリカ滝側に2分する位置にある島(アメリカ領)。ナイアガラリザベーション州立公園としても整備され、散策にも向いている。島内には風の洞窟ツアーの入口がある。またカナダ滝への先端にあるビュースポット、テラピン・ポイント Terrapin Point からは、テーブルロックと反対側から滝を眺めることができる。~ -風の洞窟ツアー Cave of the Winds Tour~ 滝に最も接近できるアトラクション。ゴート島 Goat Island のアメリカ滝側にある入口から専用エレベーターで滝の下に移動するもので、滝を真下から見上げることができる。岩場のデッキを歩きながらアメリカ滝の隣のブライダルベール滝まで6mの距離に近づくハリケーンデッキに出ると、滝の水しぶきと風圧に圧倒される。~ このツアーは例年5月上旬から10月上旬までの催行。カナダからはアメリカに入国するため、パスポートと入国審査料が必要となる。~ ~ <ナイアガラパークウェイ沿い> -コントロールゲート Control Gate~ カナダ滝からやや上流の場所に設置された水門。かつて年間数メートルも上流に後退していた滝の侵食を最小限に抑えるために、ここで水量が調整されている。~ -クイーン・ビクトリアパーク Queens Victoria Park~ ナイアガラパークウェイ沿いに広がる公園で、マリリン・モンローの映画『ナイアガラ』のロケ地としても知られる。春から夏は花々が咲き乱れ、秋の紅葉、冬の樹氷など年間を通してくつろげる公園となっている。~ -ホワイトウォーター・ボードウォーク White Water Walk~ ナイアガラ川に沿って整備された約300mほどの遊歩道。川の激流や、周辺のダイナミックな自然美を感じることができる。~ -ワールプール Whirlpool~ 滝から約5km、ナイアガラ川が約90度方向を変える地点。展望台からは、渦巻く川の流れや圧倒的な水流の力により浸食される崖の景観などが楽しめる。ワールプールの上には、ナイアガラ・スパニッシュ・エアロカー Niagara Spanish Aero Car のゴンドラが運行。水面上76mを所要約10分で往復しスリルを味わえる。~ -ナイアガラ・ボタニカルガーデン Niagara Botanical Gardens~ カナダ滝の北、約9kmにある、大規模な庭園。一般の入場も無料開放されている。ナイアガラ園芸学校 The Commission School of Horiculture として設立されたもので、現在も学生が園内の植物の手入れを行っている。敷地内には世界最大規模の蝶観察館 Butterfly Conservatory (こちらは有料)があり、2千羽以上の蝶を見ることができる。~ -花時計 Floral Clock~ 滝の北へ約11kmにある、直径約12mの大きな花時計。珍しい秒針が付けられたもので、1950年に造られた。約2万本もの植物を使い、園芸学校の学生によって毎年デザインされる。~ -ウェイサイド・チャペル Wayside Chapel~ ナイアガラパークウェイ沿いにある白い教会。世界一小さな教会といわれており、内部は数人しか入れないほどの広さだが、結婚式も行われる。観光用の車両は止められないので、車窓のみの観光となる。~