[[スペイン/スペイン北部、巡礼の道]]

*アストルガ Astorga[#y2426d27]
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レオン近郊~
見どころは、司教館。ガウディ制作の、城のような建物。カタルーニャで見る彼の作品とかなり趣が違って、曲線がなく鋭角的である。1889年に着工したが、完成することができなかった。あまりに斬新なデザインのため教会からクレームが出て、ガウディは途中で制作を中止してしまった。他の建築家が1913年に完成させたのだが、結局司教館としては使われなかった。~
-レオンLeon近郊。~
-標高869m、人口14000人の小さな町だが、宿場町として重要なところ。~
-アストルガを望む丘の上には十字架が立つ。~
-レオン方面からの巡礼者はこの十字架を頼りに足を進めるめる。~
チョコレートの発祥地だった。~
1-9世紀、フランス軍がアストルガからココアを持ち帰り、それを飲んだナポレオンが絶賛したといわれている。~
-銘菓にマンテカーロス(チーズ入りの菓子)がある。~
***アクセス [#na8b710a]
レオンから鉄道で約30分。~

***見どころ [#fd6e3fbe]
-アストルガ大聖堂 Catedral de Astorga:~
夕日に映し出される姿が特に美しいといわれている。~
15-18世紀に建造され、ルネッサンスからバロックまでの様式がみられる。~
ファサードにはキリスト降臨などの彫刻。左右の塔は色が異なる。~
18世紀のリスボン大地震の際に見五が倒壊した。~
-司教館 Palacio Episcopal:~
カテドラルのすぐ傍らにある。~
スペイン北部にある数少ないガウディの作品として知られている。~
ガウディと交友関係にあったアストリア司教の依頼で1889年に着工したが、完成前に司教が亡くなり、斬新なデザインが教会側から嫌われるなどの事情が重なり、一部未完成のままガウディはこの町を去った。~
その後建物は完成したものの、結局司教館として使われることはなく、現在は巡礼の博物館となっている。内部の装飾もガウディならではの独創的な世界、一見価値のある建物。~
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