モンテネグロ
リサン Risan †
- リサンはポカ・コトルスカ地方最古の集落で、紀元前3世紀にはイリュリア人の城砦都市として記録されている。
- 女王テウタの都だった。西ローマ帝国が476年に滅びてからは、リサン(リゾン)はポカ地方の文化的、政治的中心となり、シヌス・リゾニクスと呼ばれていた。
- その後、ゼータ、ボスニア、ヘルツェゴビナの王侯たちやドブロブニク共和国に帰属したが、やがてトルコ、ベネチア、オーストリアの支配するところとなった。
- 紀元前8世紀の遺跡として、リブツイ村のすぐ近く、海岸から500mほど上った洞窟の岩壁に線描画が遺されている。鹿の骨格を表している図はヨーロッパでは珍しい。
- リサンの中でも最も貴重な遺跡はローマの住居跡。
2世紀末ないし3世紀初のモザイクが多く残されている。
- リサン湾のペラストの沖には、2つの島が見える。
コスパ・オド・シュクルペラ島?
スベティ・ジョルジェ島
静かな紺碧の水面に浮かぶ島は4つの湾の中でもっとも美しいハイライトとなっていて、この周辺を巡るツアーでは必ずバスのフォトストップをするところ。
(参考資料:Montenegro Guide by Studio Strugar)