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マダガスカル歴史･世界遺産

アフリカ/マダガスカル

歴史； †

5世紀 マレー人到来
9世紀 イスラム教徒海岸部で交易
1642年 フランス、島東南部にドファン要塞を建設
18世紀末〜19世紀初頭 メリナ王朝
1885年 フランスがメリナ王朝保護領とする
1890年 イギリス、フランスの保護領化を承認
1896年 メリナ王国滅亡、フランスの植民地化
1940年 マダガスカル植民地政府、ヴィシー政権を支持する。
1942年5月5日 英軍上陸。
1942年29日 日本海軍特殊潜航艇が、島の北端のディエゴ・スアレス港の英艦攻撃
1943年 自由フランス支配
1947年 対仏反乱（〜48年）
1958年10月 共和国宣言
1960年6月 フランスより完全独立、チラナナ大統領就任（第1共和制）
1972年5月 ラマナンツォア政権誕生
1973年5月 フラン圏離脱
1975年6月 ラチラカ政権誕生、社会主義政策採用宣言
1975年12月 新憲法採択（第2共和制）
1976年1月 ラチラカ大統領就任
1992年8月 新憲法採択、国名をマダガスカル共和国に変更（第3共和制）
1993年2月 大統領選挙、ザフィ国家最高機関議長当選
1993年3月 ザフィ大統領就任
1996年9月 憲法最高裁判所、ザフィー大統領弾劾を決定
1996年11月 大統領選挙第1回投票
1996年12月 大統領選挙第2回投票
1997年2月 ラチラカ大統領就任
2001年5月 上院開設
2001年12月 大統領選挙、得票結果を巡り政情危機
2002年5月 ラヴァルマナナ大統領就任
2002年12月 国民議会選挙
2003年7月 AU（アフリカ連合）首脳サミットでAU復帰を承認される
2006年12月 　　　大統領選挙
2007年1月 　　　ラヴァルマナナ大統領就任（再任）

世界遺産： †

マダガスカルにはユネスコの世界遺産に登録された場所が４ヵ所ある。

• ツィンギ・デ・ベマラ厳正自然保護区（1990年自然遺産登録）
  モロンダバの北約200kmに位置するマダガスカル最大規模の公園。
  何万年にもおよぶ雨や地下水の浸食によりカミソリの刃のように鋭く尖った石灰岩「ツインギー」の景観はマダガスカルを代表するもの。
  小型機による遊覧飛行もある。
  
• アンブヒマンガの丘の王領地（2001年文化遺産登録）
  アンタナナリボから車で約30分のところにあるアンブヒマンガは、初めてマダガスカルを統一したメリナ王国の最初の首都であった。
  丘の上には当時の王が暮らしていた王宮が残っており、博物館になっている。
  アンブヒマンガはマダガスカル語で「青い丘」という意味で、丘の上からは田園地帯が一望できる。
  
• ザフィマニリ村の彫木技術（2003年無形遺産登録）
  ザフィマニリ村の人々のすばらしい彫木技術が世界無形遺産に登録された。
  「セーザ・ザフィマニリ」と呼ばれるイスが有名。
  
• アツィナナナの熱帯雨林（2007年自然遺産登録）
  ディエゴスアレスの南部にある６つの国立公園が登録された。
  湖・滝・熱帯林・蘭などの豊かな自然、キツネザルなどの動植物の宝庫としても有名なエリア。
  

国立公園・自然保護区など； †

ダガスカルには、18の国立公園に加えて多数の保護区があり、固有の動植物を見ることができる。

• アンピズルア森林保護区
  
• アンバー山国立公園
  
• アンカラナ特別保護区
  大小のツインギーや、巨大な洞窟がある。めずらしい鳥や昆虫も数多く生息。　
  
• ロコベ完全自然保護区
  
• マソアラ国立公園
  
• 北マナナラ国立公園
  
• ペリネ特別保護区Perinet Reserve
  正式にはアナラマツアトラ特別保護区といい、約10km北に広がるマンタディア国立公園と併せてアンダシベ・マンタディア国立公園と呼ばれる。
  熱帯雨林とふたつの湖からなる。
  世界最大の原猿頬であるインドノインドノをはじめ、10種類のキツネザル、国内最大種を含むカメレオンやヘビなど39種類の爬虫類、36種類のカエル、蝶、昆虫、鳥類が数多く生息している。めずらしい植物も多く、特にランが知られている。
  
  • アクセス；
    アンタナナリボから車で2〜3時間