ペルー
トルヒーヨ Trujillo †
- リマ、アレキパに次ぐペルー第3の都市で、プレ・インカ時代からの繁栄の歴史を持つ。
- ペルー北西部の太平洋岸から少し内陸に入ったところに位置するこの地域は、紀元前後からモチェ文化と呼ばれる発達した文化の下にあった。
- 様々な農作物が収穫され、運河を建設して潅漑農業も行なったと言われる。そして1100年頃(諸説あり)にここで興ったチムー王国は、プレ・インカ時代最大の王国として栄えた。
- 郊外にはプレ・インカ文化の遺跡が点在する。
- チャンチャン遺跡には高さ約10mの日干しレンガの外壁が残る神殿跡があり、1986年に世界遺産に登録されている。
- 王国は1470年頃にインカ帝国に敗れ、その後はスペインに征服される。1536年にフランシス・ピサロが植民都市を建設し、スペインの故郷の名をとってトルヒーヨと名づけられた。
- 植民地時代には多くの教会や修道院が築かれている。現在もトルヒーヨはコロニアル風建物や街並みが多い。
- ラ・リベルタ県の県都として発展を遂げている。kbtQ
みどころ †
- カシネリ博物館
- 太陽のワカ・月のワカ
- ドラゴンのワカ
- チャンチャン遺跡
- エル・ブルホ遺跡,