フランス/オーベルニュ、リムーザン
ル・ピュイ・アン・ヴレイ Le Puy-en-Velay †
- オーベルニュの山々がとり囲む丘の上の町。
- 古来よりスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラへ至る巡礼路の出発点として栄えた.
- 市内には切り立った2つの奇岩があり、異様な街の風景になっている。
- 一方の山の上には聖母子像が立ち、他方の山には教会が立つ。
教会へは300段以上のきつい階段で上ることができる。
山の上には11世紀に建てられたサンミッシェル・デギレ礼拝堂がある。
モンサンミッシェルと同じ大天使ミカエルが奉られている。
- 2つの岩山の間にはノートルダム寺院があり、そこにはこの地方特有の黒い溶岩でできた「黒い聖母マリア像」が奉られている。
毎年8月には、巡礼者とともに市内を練り歩く。
- 17世紀頃よりレース編みが盛んで、ダブル通りにはボビンレース(複数の木の棒で編む特有の編み方で作るレース)の品々を扱うお店が集まっている。
- この町の近郊に小高いル・ジェルビエ・ド・ジョンク山がある。その山のふもとにロワール川の源流がある。
水の湧き出ている源流には看板が掲げてあり、Ici commence ma couse vers l'ocean(私の海への旅はここから始まる」と書かれている。qkbt