スペイン/スペイン西部、マストレマドゥラ地方
メリダ Merida（エストレマドゥラ地方） †
- マドリッドから347km、
- 人口約5万人
- この地方の中心都市として東西南北の交通の要衝であり、地方自治の首都である。
- スペイン最大のローマ遺跡が残されている都市。
アクセス †
マドリッド／アトーチャ駅から列車で5時間。1日３〜4便運行
見どころ †
- ローマ劇場 ；
紀元前24年アグリッパによって建設されたもので６千人を収容する階段状の観客席を持つ半円形の劇場の舞台の後方に、巨大な２階建て32本の大理石の柱を神殿風にした建物カサ・デ・アンフィテアトロがあり、舞台壁の役割を果たして今でもそのまま残されている。壁画や見事なモザイク画が床に残されている。
- 円形劇場 ；
ローマ劇場に隣接するところに闘技場として紀元前１世紀頃建設されたもので、102ｍ×126ｍの楕円形をしており、収容人員は約１万４千人と推定されている。
- ローマ橋とアルカザバ ；
中州の多いグアディアナ川にかかる全長792mのローマ時代の橋は81のアーチからなる。
その橋の防御をするために橋のたもとにモーロ人が9世紀に建設した要塞（アルカサバ）。城郭内には川の水面の高さと同じレベルになる貯水池がある。
