スイス/ルッツェルンと周辺/ピラトス山

ピラトス山　Pilatus †

標高2132m

ピラトス山周辺には、太古の昔からそこに住んでいたといわれる竜の話をはじめ数々の伝説がある。
また、別の伝説では、キリストに死刑を宣告したローマのユダヤ総督、ボンシオ＝ピラートの亡霊が、山稜に近い小さな湖をうろつき、怖いもの知らずの男たちがこの呪われた場所に近づくとさっそく恐ろしい嵐を呼びおこすという。
この伝説の山へは、世界で最も急勾配の登山鉄道（傾斜度48％）と、壮大なロープウエイの2つのルートでアプローチできる。
ルツェルン滞在中の日帰りで最も人気のコースだ。

2つのルートがある。

ルツェルン駅からインターラーケン東駅Interlaken Ost行き私鉄中央鉄道Zentralbahn(ZB)でアルフナッハシュタットAlpnachstad下車。約25分、30分ごと。
駅前から世界一急勾配のラック式登山鉄道Pilatus　Bahnで30分（下り40分）、約40分ごと。
山頂駅エーゼル峰(標高2119m）のピラトス・クルムPilatus　Kulmに到着。
5月中旬～11月中旬のみ運行。
アルフナッハシュタットAlpnachstadへはルツェルン湖上定期船で行くこともできる。90分。便数が少ないので事前にチェックしておいた方がいい。
ルツェルン市内からオーベルナウObelnau行き路線バス(1番）でクリエンスKriens 下車,9分。ほぼ10分ごと。乗車の際に運転手に下車停留所を知らせておくといい。
ロープウエイのりばの案内板に従って、10分ほど坂道を歩く。
ロープウエイ駅から山頂まで約40分かかる。
途中、フレクミュンテックFrakmunteggで乗換となる。
。往復で別々のルートを使って周遊するといい。

山頂には2つのホテル・レストランがある。

(参考資料：スイス政府観光)