オーストラリア/ビクトリア州

メルボルン  Melbourne

ビクトリア州の州都で、オーストラリア第2の都市。テニスの全豪オープン、F1レース、競馬のメルボルンカップなど、国際的なスポーツイベントが数多く行われる。
英国系以外にもギリシャ系、イタリア系、アジア系の人々が多く暮らす多文化都市。市内は個性的なエリアに分かれ、それぞれの本格的な民族料理も楽しめるグルメの街でもある。
街歩きに適したところで、都会でありながらも人々の優しさを感じる。

(アクセス)

成田から直行便が就航している。
国内線も各都市からのフライトがあるが、特にシドニーからは頻繁に航空便が発着している。所要時間はおよそ1時間半。

(市内交通)

トラムの路線網が発達しており、街歩きに活用できる。1日券もあるので、終日フリータイムの場合は使ってみるといい。

(市内観光ポイント)

シティ CITY

ヤラ川の北岸が市街の中心で、南はフリンダース通り Flinders St.、北はラ・トローブ通り Latrobe St.、東がスプリング通り Spring St.、西はスペンサー通り Spencer St.に囲まれた区画が道路が縦横に整然と走っている。

ノース・メルボルン North Melbourne

シティの北側は主に住宅地となっていて、エリアにより特徴がある。
カールトン地区Carltonはイタリア人街で、中心となるライゴン通り Lygon St. はイタリアン・レストランが並んでいる。メルボルン大学に近いため学生が集まるカフェも多い。
その隣のフィッツロイ地区Fitzroyもギリシャ系など南欧系が多く住むエリア。小物の店が並ぶブランズウィック通り Brunswick St. は個性的なカフェが多く、加えて東南アジアのエスニック・レストランもある。ライゴン通りと比べると雑然とした感じはあるが、街歩きにはぜひ組み入れたいところだ。

サウス・メルボルン South Melbourne

ヤラ川の南側がいわゆるサウス・メルボルンになる。街歩きの対象となる魅力的なエリアがある。セント・キルダまで行くには市街からは距離があるので、トラムを使うかタクシー利用となる。