アルゼンチン
イグアスの滝 Puerto Iguazu †
- アルゼンチン、ブラジル、パラグアイの3カ国の国境にまたがる世界最大級の滝。
- 幅4km、最大落差80mとナイアガラの滝、ビクトリアの滝に並んでそのスケールの大きさは有名である。
- 太陽が出ている間なら方向によって、流れ落ちる滝に虹を見ることもできる。
- 大小300もの滝が連なっており、大量の水しぶきとすさまじい音をたてて流れ落ちる様は迫力満点。
- 数あるポイントの中でも、一番のみどころは「悪魔ののど笛」。アルゼンチン側にあり、滝が流れ落ちる真上、滝壷近くまでトロッコ電車で行くことができる。
- アルゼンチン側、ブラジル側とそれぞれが世界遺産に登録されており、アルゼンチン側は1984年に登録されている。
- 宿泊施設もブラジル側とアルゼンチン側にある。アルゼンチン側のホテルは滝から少し離れる。
- 滝のそばでは両国の間を往来する橋はない。両方とも豪快な滝を見る展望台がせり出している。
- 湖の国立公園内各所を巡るツアーもある。
- 滝の川下からスピードボートで滝のまじかまで行くツアーもある。Qkbt
アクセス †
- 空路:
ブエノス・アイレスから毎日7〜8便運行。1時間40分。
ブラジル国内からは直行便でサンパウロから毎日5〜6便、約1時間40分、リオ・デ・ジャネイロから毎日1〜2便約2時間
- バス:
アルゼンチン:ブエノス アイレスから18〜23時間。
ブラジル:サンパウロから約15時間、リオ・デ・ジャネイロからは約22時間。それぞれ路線バスが一日に数便ある。
空港 †
ブラジル側とアルゼンチン側にある。両国とも自国内の空港に発着している。
アルゼンチン側:プエルト・イグアス空港(Pueruto Iguassu(IGR)
ブラジル側:フォス・ド・イグアス空港(Foz do Iguassu)(IGU)
- アルゼンチン側:
空港から滝の国立公園入口までは約6km。20分。
ブラジル側の空港(IGU)からアルゼンチン側の空港(IGR)までは約30km、出入国審査時間約30分を含めて70分かかる:
- ブラジル側:
空港からセントロと呼ばれる市街までは約14km。
空港からイグアスの滝国立公園入口まで5km、
空港はセントロとイグアスの滝の中間に位置する。
イグアスの滝はセントロと逆方面となる。
公園入口近くにヘリツアーもある。
環境保護から高度を下げて飛ぶことができなくなっているので、かなり高度を高めにとっているため、迫力に欠けている。
http://www.helisul.com
イグアスの滝アクセス †
- アルゼンチン側
プエルト・イグアス空港から国立公園入口ビジターセンターまで車で約20分、
ビジターセンターからは観光列車が走っているのでこれに乗って滝のある方面まで行く。「悪魔の喉笛」には列車の終点で降りて、約1kmの遊歩道を歩く。列車は30分間隔。所要時間は約15分。
途中駅Estacion Cataratasで下車すると灯台型の展望タワーがあり滝を上方から眺めることができる。
- ブラジル側
滝の手前11kmの地点に国立公園ゲートがありゲート前で入場料を支払い公園内専用の2階バスに乗り換える。
バスは15〜30分間隔に運行されている。所要時間約40分。
ポッソ・プレットPoco Preto、ボートルアー乗り場、ホテル・ダス・カタラタス前、レストハウス前(終点)の順に立ち寄る。
終点の手前ホテル・ダス・カタラタス「Tropical Das Cataratas」で降りると滝まで続く遊歩道がある。
遊歩道は1.2kmあり、途中いくつかの展望台がある。
遊歩道の先端まで行くと滝の目前まで張り出している橋がありそこから悪魔の喉笛が正面に見える。
入園料$20(バス代込)
アルゼンチン側〜ブラジル側の移動~ †
両国のイグアスの空港間には空路はない。すべて陸路となる。
イグアスの市内の近距離バスターミナルから約20分。バスは約40分間隔で運行されている。
- ブラジル側の国境ではパスポートチェックはない。
ただし、パスポートにどうしてもスタンプがほしいをいうときにはバスを下車して出入国審査場へ出向く。バスは待ってくれないので荷物持参で下車する。
同じ会社の次のバスに乗る。乗車の際にはバスチケットを提示する。他社のバスは別料金になってしまう。
アルゼンチン側の戻らず、そのままブラジル国内を旅行する場合もここで下車して出国審査を受けなければならない。
- アルゼンチン側の国境では全員出入国審査場で下車させられる。
バスは短時間は待っていてくれる。バスが重なると審査に時間がかかってしまう。
バスが出発してしまったら同じ会社のバスのチケットを提示して乗車する。
イグアス市内ではブラジル、アルゼンチン側両国の通貨が通用するが、町を離れると自国の通貨のみとなる。
ボートツアー †
ブラジル、アルゼンチン側両国の通貨が使える。レートは同額となっている。
- アルゼンチン側
- パセオ・エコロジコ Paseo Ecologico
悪魔の喉笛の上流のイグアス川をゴムボートでクルーズ。
周辺の植物や鳥などが観察できる。水位が低いと催行されないことがある。
- アベントゥラ・ナウティカ Aventura Nautica
最も人気のあるツアー。
イグアスの滝の下流をスピードボートでクルーズ。
サンマルティン島の対岸から出発・下船。悪魔の喉笛を下から眺めた後、滝の真下に入っていくためずぶ濡れになる。
- サン・マルティン島上陸
スピードボートの出発地点から無料の渡し船がある。遊歩道を歩くこと。
- ブラジル側
- マクコ・サファリ Macuco Safari
国立公園内の動植物をジープと徒歩で鑑賞した後ゴムボートに乗って"悪魔の喉笛"を水上から間近で体験できる人気のツアーです。ずぶ濡れになること必至です。所要時間約1時間45分
イタイプー・ダム Itaipu Binacional ~ †
フォス・ド・イグアスの町から約20km、ブラジルとパラグアイの国境のパラナ川に建造されたイタイプーダムは世界最大規模を誇る巨大ダム。
ダムの長さ1406m、周辺のダムを合わせると長さ8kmになる。貯水池面積は琵琶湖の2倍になる。
- イタイプール発電所
世界最大の出力、
主要ダムの長さは1406km、すべてのダムの長さは8km、
総排出量はイグアスの滝の30倍にあたる
一台あたりの出力は1260万kw/毎時、
20基すべて作動すれば1400万kw/時(アスワンハイダム960万kw)
電力はブラジルとパラグアイが折半しているが、国内で使いきれないパラグアイはブラジルや近隣国に輸出している。
(アクセス)
パラグアイの町、シウダー・デル・エステ Ciudad del Esteから約10km。
イタイプー・ダム Itaipu Binacional行きはアルゼンチン側、ブラジル側それぞれのイグアスの町の近距離バスターミナルからバスが出ている。約15〜20分。
途中出入国審査を受ける。週末や観光シーズンは通過に時間がかかる。
ブラジル、パラグアイの国境には"友情の橋"がありフォス・ド・イグアスからパラグアイに入国する場合にはこの橋を渡る。パラグアイは免税の国であるため往来が多く水・土曜は渋滞する。
イグアスの町からはツアーもあり、ホテルで申し込むこともできる。
日本のツアーではイグアスの滝コースの多くがダム観光も含まれている。要チェック
- ガイドツアー
ダムや発電所を見学できるツアーなどが用意されている。
1日7〜8回運行されている。
ダムを見学するコースは約1時間30分
発電所内を見学するツアーは2時間30分(日曜を除く)
http://www.itaipu.gov.br
ホテル †
出発前にホテルを手配する際には、まずイグアスへアクセスする航空便によって到着空港のある町のホテルを選択しなければならない。
現地の夏期12〜2月とアメリカの夏休み7月下旬〜8月中旬はルームレートが倍加する。
アルゼンチン側の方が同クラスで若干安いが、その時の物価変動によって変わる。
イグアスのタイのそばの国立公園内には両国とも各1つずつのホテルしかなく、他はすべて両国のイグアス市内になる。
ツアーでもこの国立公園内の宿泊を約束しているものは料金も高めに設定されている。
- 国立公園内ホテル:
アルゼンチン側 Puerto Iguazu
シェラトン・インターナショナル・イグアス・リゾート
Sheraton International Iguazu Resort
ブラジル側 Foz deo Iguacu
ホテル・ダス・カタラタス Hotel das Cataratas
- 市内のホテル
アルゼンチン側 Puerto Iguazu
ブラジル側ほどの数はないが、ほとんど市内中心部に集中している。
ホテルリスト?
ブラジル側 Foz deo Iguacu
高級ホテルからエコノミータイプまで約200ある。
市街地のあるものと滝までの沿道にあるリゾートタイプがある。
ホテルリスト?