トルコ
ボドルム Bodrum †
- エーゲ海の南端にあり、ここから東は地中海となる国際リゾート。
- 2つの湾の中央に突き出た岬の先端に建つ十字軍が築いた城塞。
それを背景にしたマリーナにはヨットのマストが林立する。
マリーナを望む急な斜面に白壁の家が並び、その背後には古代劇場跡がある。
古代と現代が交錯する独特な景観になっている。
- 町の歴史は、ペルシャ軍の侵入によってカリアのマウソロス(BC376〜353)がここに都を移し、ハリカルナッソスと命名したことに始まる。彼の死後、彼の計画に基づいて妻アルテミシアが建てた霊廟マウソレウムは、古代世界の七不思議の1つといわれた美しい建造物だった。
- ヘロドトヅの生地でもある
- 地震によって崩壊し、白大理石の多くは建築資材として持ち出され、十字軍によるボドルム城建設などに使われた。
- セントピーター(聖ペテロ)城とも呼ばれるボドルム城は、1402年オスマン帝国がティムール軍の侵攻で混乱していた時、ロードス島を拠点にしていた十字軍の聖ヨハネ騎士団がボドルムを占拠して築いた城塞。城内に海底考古学博物館があり、近海に沈んだ船から引き揚げられた陶器や美術品などが展示されている。
- 国際的な海浜リゾート地として、ヨーロッパ各地からの観光客が華やかに行き交う。
- 半島西のマリーナに面してレストランが、東のビーチ沿いにはカフェバーやシーフードレストランが並ぶ。大きな船上ディスコと宮殿を模したディスコが競い合い、ナイトライフも充実している。
- 特に夏の週末は混雑し、物価も高め。高級リゾートホテルは郊外に多く、マリーナ周辺には小さなホテルやペンションが多い。
- 狭い一方通行の道が多く、レンタバイクが観光客の足として活躍している。
アクセス †
イズミールからバス4時間。
ロードス島やコス島へフェリーや水中翼船が就航している。
ダッチヤ Datya †
- ギョコヴァ湾を挟んでボドルムの対岸に突き出た細長いタッチヤ半島の中ほど、南側に位置するかつての小さな港町。陸上のアクセスは不便だが、静かなリゾートタウンとして注目を集め、大都市から訪れる人々も多い。gto
ボートツアーがある。
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