コロンビア
カタルヘナ Cartagena †
- スペインの植民地時代に金や銀の積出港となった、カリブ海に面した港町。
- 16世紀前半に先住民のカラマリ族との戦闘の末に、スペイン人が都市を建設した。17世紀半ばにはコロンビア西部を縦断するマグダレナ川に通じる運河が開設されて水上交通の要衝となると、各地から運ばれた金銀や宝石、農作物がこの地に集められた。
- しかし、その時代にカリブ海で活動していた海賊の標的となったため、町の周囲に城壁が築かれた。サンゴや貝殻などが材料となった城壁が今でも残っている。
- また火災に備えて木造建築が禁止されたため、古い街並みもよく保存されている。
- 「カルタヘナの港、要塞と建造物群」として1985年にユネスコの世界遺産に登録されている。
- 現在のカルタヘナはカリブ海に臨むコロンビア随一のリゾート地として国内外から観光客が訪れ、ビーチ沿いにはホテルが建ち並ぶ。
- コロンビアでは比較的治安が良い地域と言われ、国際会議なども開催されている。kbt
空港 †
- ラファエル・ムニェス国際空港
Rafael Nunez International Airport (CTG)
町の北東約2km、タクシーで10分
見どころ †
- 城壁 Las Musallas;
旧市街を囲む4kmの城壁
- 馬車広場(奴隷市場跡)Plaza de los Coches
- 税関広場 Plaza de la Aduana
- 宗教裁判所跡 Palacio de La Inquisicion;
- サンペドロ・クラベール寺院 Iglesia de San Pedro Claver;
- サンフェリペ要塞 Castillo de San Felipe;