ペルー
チクラヨ Chiclayo †
- リマの北700km、トルヒーヨの北西約200km。ペルー北部の海岸線に位置する。
- 農業が盛んで、サトウキビと米、綿などの生産地として知られ、交易の町として繁栄した。
- 1987年にシパン遺跡、1991年には日本の調査団によってシカン遺跡と相次いでプレ・インカ時代の遺跡が発掘された。ほかにもトゥクメのピラミッドなどがあり、考古学的に重要な地域となっている。
- 町にはこれといった見どころはないので、観光は郊外の遺跡巡りとなる。しかし、それぞれが離れた場所にあり、出土品も遺跡とは別の場所にある博物館に収蔵されているため、全てを巡るには時間がある。
- シパン遺跡はモチェ王国最後の王の墓。副葬品となった大量の黄金が発掘され、近郊の町ランバイエケのシパン王墓博物館に収められている。シカン遺跡はモチェ文化の後に興った文化の跡で、森の中にピラミッドが点在している。ここでも黄金の装飾品が数多く発掘され、フェレナフェにあるシカン博物館で展示されている。kbt
アクセス †
- 空路:
リマから約1時間20分。
- バス:
リマから約11時間、
トルヒーヨから約3時間、
カハマルカから約7時間。
見どころ †
- シパン遺跡
- トゥクメ遺跡
- シパン王墓博物館
- ブルーニン博物館
- 国立シカン博物館