ベルギー歴史・世界遺産

ベルギーとフランスの鐘楼群(世界遺産)

約30を数えるフランダース地方とワロン地方の鐘楼は、封建社会から商業を中心とした自治都市社会への移行期にあたる中世末期において、当時の政治的宗教的要求に順応した都市建築形態の素晴らしい例を提供する。
これらの塔はいずれも都市の中心部に位置し、たいていの場合市庁舎に付属するが、教会に付属する場合もある。新たに得られた都市の独立を象徴するとともに現世と聖性との連関も象徴する。
2005年の拡張でフランスの鐘楼群も追加登録されている。