スイス/ベルン、バーセル、ジュラ地方
イヴェルドン・レ・バン Yverdon les Bains †
- ローザンヌの北約20km、ヌーシヤテル湖南端に位置する。
- ケルトやローマ時代の遺跡が発掘されている歴史的な町。
- 風呂(Bain)が地名にあるように紀元前からの伝統を誇る名湯の地で、近代的なスパセンターに保養や療養目的で多くの人々が訪れる。
硫黄とマグネシウム泉の効能があるという。
- 13世紀にサヴォイア家が戦略的な拠点として築いた町で、1259年にイヴェルドンを占領したサヴォワのピエール2世が、その敷地に四つの円塔を備えた堂々たる城塞を建てたのがこの城の原形である。
その後何度か改築されたが、とくに19世紀の改修で城はその封建時代の特色を失い、城を囲む堀も大部分埋立てられた。
旧市街地には、四つの円塔が四角形の中庭を因む古城や、18世紀に再建された教会や市庁舎、カジノでもあつた劇場など、18/19世紀の建物が今も残されている。
データ †
アクセス †
- 鉄道:
ローザンヌから20分、ほぼ30分ごと。
ジュネーブ空港駅からICで約1時間。1時間ごと。ローザンヌは経由しない。
ジュネーブからの列車はローザンヌ以遠が複雑に枝分かれするので、下車駅を確認して利用しないといけない。
見どころ †
- 城 Chateau
13世紀の建造。実際には、その数年前に2つの砦の建設がはじまり、未完のままになっていた。
- 博物館
城内の部屋に配置されたコレクションは種々雑多02室には刺繍をほどこした絹、オリエントの壷と彫刻を展示、1室は卓越した教育者ぺスタロッテにあてられている。
(参考資料:スイス政府観光)