モンテネグロ
コラシン Kolasin †
- ドゥルミトル国立公園にある標高980mの高原リゾート地。
- モンテネグロの海から内陸を通り、セルビアへ抜ける幹線道路と鉄道本線がこの町を通っているという交通の要衝となっている。
- シニヤエビナ、ヤポリェ、カバ・モラチカ、マガニク、ベラシツア、ブチエ、クリューチといった山々に囲まれている。
- 山間を縫ってターラ川が流れていて、その中流にコラシンはある。
- ドゥルミトル国立公園 Durmitor National Parkは、標高2523mのドゥミトル山を中心とする一帯で、モンテネグロ北部のボスニア国境近くに位置し、はヨーロッパ最後の秘境といわれる.
氷河期に形成された起伏に富んだ地形にに23の固有種を含む約700種の植物や、昆虫の多様さ、希少動物の生息地としても名高く、生物保護区域にも指定されている。
1980年には、ユネスコの世界遺産に登録された。
- 町は1878年、ベルリン会議の決定によりモンテネグロに帰属することとなった。
- ベラシツア山地はコラシンとその周辺にたぐいまれな美しさを恵んでくれた。
- 森林あり、ビオグラツカ・ゴーラ国立公園の原始林ありごペシチ湖やシシコ湖のような名だたる湖や川がある。
見どころ †
近郊 †
- モイコバッツ:
ターラ川の右岸、街道の交わる地点にできた小さな町。
- ブルスコボ
モイコバッツの町から数km、ベラシツアの麓、標高1100mのところにある中世都市。
近くに鉱山の遺跡がある。
ザクセンの鉱夫が1250年から1350年まで、銀と鉛を採掘・精錬していた。トルコは1399年、モイコバッツ地域を征服した。モンテネグロ人が町を解放したのは1912年のこと
- 聖ジョルジェ(聖ゲオルギウス)修道院(1609年)
ドブリロブナ村、
モイコバッツからジャブリヤク方面へ行く途中のターラ峡谷の入口。
トルコはくりかえし修道院に火をかけて破壊した。
18世紀末にはさびれ、僧団も四散した。1827年に再興されると民族解放運動に大きな役割を果たす。
1870年にはターラ地域初の学校が修道院内に開設される。
(参考資料:Montenegro Guide by Studio Strugar)