イギリス/イングランド中央部
ストラトフォード・アポン・エイボン Stratford-upon-Avon †
- コッツウオルズの北端に位置する。~^
- エイボン川が町の中心を流れる。
- 通りには15世紀に建てられたチューダー朝時代の建物が残っている。
柱を外壁のデザインとして生かしており、急勾配の切り妻の屋根が特徴の15〜17世紀の建築様式だ。
- この町はシェークスピアが生まれ、結婚し、余生を送ったことで広く知られる。
- 町の中心の広場にはシェークスピアの銅像が立っている。
- 町には彼に因んだ名前や作品名や登場人物の名を冠した商店や酒場が多くみられる。
- 町はずれのアルベストン・マナーホテルには、そのホテルの裏庭にある大きなヒマラヤ杉があり、シェークスピアファンにはぜひ一度その下へ行ってみたいというポイントとなっている。
およそ400年前に代表作「真夏の夜の夢」がこの木の下で初演された。そして、シェークスピアがその執筆をしていたといわれている。
アクセス †
この町へ直接行く場合にはロンドンからの鉄道またはバスが便利だ。
- 鉄道
ロンドン・パディントン駅から2時間10分、1日6便
日曜は直通運転がない。
駅から町の中心地まではわずかな距離だが、バスもある。
- バス
ロンドン・ヴィクトリア・コーチ・ステーションからストラトフォード・のリバーサイド・バスターミナルまで3時間30分、1日3本
定期観光ツアー †
市内中心地は車が進入できない時期があり、観光は徒歩見学となる。
- 市内観光 City Sightseeing
屋根なしのダブルデッカーのバスが夏は15分おき、冬は30分おきに出ており、見学ポイントで途中下車して次にくるのに自由に乗る。
見学ポイントが結構郊外にあるので、このバスが最も便利だ。
ボートツアーとの組み合わせチケットもある。
- 郊外2城巡り
ウオーリック城、ケニルウオース城を見学するコースで、終日かかる。
夏期のみ、5月下旬から9月中旬まではない日2時間おき、
それ以外の4月〜10月はド・日のみ
見どころ †
- シェークスピア生家 Shekespeare's Birthplace
外観は古い様式を残しながらも改装されているが、中は古いままになっている。
彼がここで生まれたという決定的な記録はないが、何世紀にもわたって見学者が絶えないスポットとなっている。
裕福になってロンドンから戻ってきてからはニュープレイスの大きな家を購入し、その後
クリスマス以外は年中無休
- アン・ハザウェイの家 Anne Hathaway's Cotage
シェークスピアの妻の家。
美しい草ぶきの大きな屋根の農家で、シェークスピアと結婚するまでここに住んでいた。
彼は出来ちゃった結婚でここの娘と結婚せざるを得なくなっていた。
- ニュープレイス New Place
シェークスピアが晩年を過ごした家。
チャペル通りとチャペル・レーンの交差点にある。
1616年4月にここで生涯を閉じる。
- ホーリー・トリニティ教会 Holy Trinity Church
町はずれのエイボン川のほとりにある。
13世紀の石造りの教会で、シェークスピアはこの教会で洗礼を受けた。
ロンドンで劇作家としての地位を不動のものにした後、この町に戻ってきて余生を送った。そしてこの教会に眠ることを選んだ。
教会の奥には彼と妻の墓があり、そこには、最後の言葉が刻まれている。
「わが友よ、何があってもこの墓を掘り起こさず、自分の骨をこの地から動かさないでくれ」
400年たった今も守られている。
近郊 †
- ウォーリック城 Warwick Castle
- ケニルウオース城