.オランダ・ユトレヒト
ハウテン Houtenn †
- ユトレヒト郊外の都市計画例
- ユトレヒト南6kmにある.
- 人と環境に優しい画期的な町づくりが行われている。
- 28000人の人々が住んでいる420ヘクタール、16の居住区の周りに、環状道路がめぐらされており、居住区内での移動手段は自転車または徒歩が中心となっている。
- 環状道路内の居住区は、鉄道駅の下を通る幹線に魚の骨状に自転車道が合流する.
- 自転車優先の街区形態をとっており、車では近接する街区に行く場合もいったん環状道路まで出てからとなる。
- 火災などの非常時には車も利用されているが、平均するとハウテンでの自動車での移動はオランダ平均より25%も低くなっている。
- さらに巧妙な街路構成や平面狭小等により、通常は多くの自動車が街区内に進入しないようになっているため、高齢者、障害者、子供たちなど弱者にも優しい町となっている。
- 当然、交通事故も少なく、交通事故による負傷者はオランダ平均が年間人口1000人当り3.5人なのに対してハウテンではわずか1.1人である。
- また、ハウテンのまちづくりは環境面でも成果をあげている。
- 自動車での移動が少ない分、騒音が減り人々が住みやすい環境となったほか・空気が汚染されなくなったので、東部の森における酸性雨の影響も軽減された.
(参考資料:オランダ政府観光局)