ミクロネシア連邦

コスラエ島; KSA

コスラエ島はミクロネシア連邦の最東端にあり、面積116km2のひっそりとした島である。ミクロネシア連邦でも特にキリスト教の影響が強い土地柄で、住民は慎み深く、いつも微笑みを浮かべている。
 コスラエ島は、サンゴ礁に囲まれた島のほとんどが熱帯性のジャングルに覆われ、ミクロネシアでもっとも開発されていない自然の美しさに富んだ火山島である。
 ミクロネシア最大のマングローブの樹林、島を縁取る砂州と海岸、ハイビスカスが咲き乱れ、手を伸ばせばバナナやヤシの実に触れることができる。そして島は柑橘類、特にオレンジ、タンジェリンとライムが豊富なことで知られている。

地理

コスラエ島は116km2の面積を有している3角形の島で、チュークの主島ウエノ島に似ている。
コスラエ最高峰のフィンコール山は海抜620mの火山で「眠れる美女」の別称をもつ。島の70%が山で、15%がマングローブ地帯である。コスラエではレロとウトウェ、オカットの各港が水深の十分にある良港として知られている。