[[ドイツ/ベルリン・ゲーテ街道・ドイツ東部]]

デッサウ;~
*デッサウ Dessau [#u362b190]
(ザクセン・アンハルト州)~
人口:約8万人~
-エルベ川 Elbe Riverとムルデ川 Mulde Riverの合流地点の南に位置する町。~
-ユネスコの世界文化遺産にも指定されるバウハウス Bauhaus の建築群がこの街の見どころとなっている。~
-1919年にワイマールに設立された造形芸術学校バウハウスは、当時の政治的理由で
1924年にこの地に移転された。~
-航空機産業などの工業都市だったこの町に移転してから最盛期を迎えることとなり、
20世紀の建築学に大きな影響を与えた学校となっていた。~
-校舎は現在も美術学校として使われていて、ガイドツアー以外で自由に見学できるのは、2階の展示室と1階のショップとカフェのみ。~
-バウハウスの教授用の住宅マイスターハウス Meisterhauser は、内部の見学も可能。~

***アクセス [#z09fd59b]
-鉄道~
ベルリン・シェーネフェルト空港駅発、中央駅、ツォー駅経由にデッサウ行き普通列車が1時間間隔で運行されている。~
シェーネフェルト空港駅Berlin Shoenefeldから2時間40分、~
中央駅BerlinHbf.からは1時間45分~
ツォー駅 Berlin Zooからは1時間40分。~
近隣の主要都市ライブツイヒLeipzig、ハレHalle、マクデブルクMagdeburg、それぞれからはばぼ等しく1時間、1時間間隔。~

***見どころ [#wf2b19ff]
-バウハウスゲボイデ Bauhaus Gebaude~
デザイン芸術の聖地ともいわれるホールである。~
現在、その中に小さな大学院生のバウハウス美術学校Bauhaus Kollegが入っているが、一般公開されている。~
http://www.bauhaus-dessau.de ~

-教授用住宅 Meisterhauser~
現代的かつ産業的なライフスタイルにふさわしい住宅を供給するというバウハウスの目的に沿った建物の一つ。~

-テルテン団地 Torten~
1920年代に建てられた現代の労働者階級の団地の原型となったもの。~
低層の斬新な建物であり、バイハウスの建築家が何を達成しようとしていたかを見ることができる。~
-市庁舎 Rathaus~
戦後に単純化された形式で再建された建物で、バウハウス様式の時計があり、鐘によるデッサウ行進曲を毎日12:00に演奏する。~

***周辺の見どころ [#g7d0cf85]
-ヴェルリッツ庭園 Worlitz Park~
これは英国びいきのレオボルト3世が1764年から1800年までの間、地方の文化遺産を豊かにするために、この庭園造るよう命じ、112haの英国式の庭園が誕生した。~
5月から11月初旬までの間、ボートで庭園内にあるヴェルリッツ湖Worlitzer Seeを渡ることができる。(入場無料)~
45分のゴンドラツアーも湖を運航する。~
週末にはコンサートも開催される。~

-ヴェルリッツ城 Schloss Worlitz~
公園の端、町に近いところにレオボルト王子のかつての別荘となっていたヴェルリッツ城Sがあろ。~
デッサウからヴェルリッツまでの鉄道は3月から11月の水曜、土曜、日曜のみの運行。1日5往復。~
バス#333は毎日9:00から16:00まで2時間間隔で運行されている(30分)。~

-ゲオルギウム城 Schloss Georgium~
デッサウ市内に近い。~

-オラニエンパウム城 Schloss Oranienbaum:~
バロック様式のオランダ風の建物。~
バス#333と#331~
-モージッヒカウ城Schloss Mosigkau~
デッサウ市街地の南西にあるロココ調の宮殿風建物。~
バス#16,#17で行ける。~

-ルイージウム城Schloss Lutsium~
ネオゴシック調なものと古いスタイルとを組み合わせた建物。~
フォーゲルヘアトVogelherd行きのバス#13で行く。~
-グロースキューナウ大公園 Landschattsgarten Grosskuhnau:~
入場無料年中無休~
ブルクライネーア通りBurgreinaer Strasse行きのバス#10番か#11で行く。~
-フェロポリス Ferropolis~
ヴェルリッツの南15kmに位置する東ドイツ時代の露天掘り炭鉱の廃坑。~
1991年にバウハウスに刺激されたデザイナー達が2万5000席の円形劇場タイプのコンサート会場と博物館を作って蘇らせた。~
デッサウからフェロポリスの入口へのバスがあるが、下車して徒歩で2km行かなくてはならない。~

~
現代工業デザインの原点バウハウスの町~
~

~
~
~
~
----~
#comment( {[above], [nodate], [noname]} )
#menu(ドイツメニュー)