アフリカ/リビア
国名・国コード †
- 大リビア・アラブ社会主義人民ジャマーヒリーヤ国 The Great Socialist People's Libyan Arab Jamahiriya（2004年以降の正式国名）
- 社会主義人民リビア・アラブ国Socialist People's Libyan Arab Jamahiriyaと訳す場合もある。 （1977年 〜 2004年の国名）
- 日本では正式国名として前者の名称が採用されている
- 「ジャマーヒリア」とは、デモクラシーという意味のアラビア語。
- 通称はリビア
- 漢字表記：利比亜
- 国コード；
ISO:LY/LBY/434
NET:.ly
IOC=LBA
IATA:LY
プロフィル； †
- 1969年9月 9月1日革命、カダフィ大尉（当時）によるクーデターで国際社会から孤立し、経済制裁が加えられていた。
- 2003年12月にカダフィ大佐が、鎖国的な方針から転換し、リビアがすべての大量破壊兵器の廃棄を約束、国際機関による即時かつ無条件の査察受け入れに合意を発表。
- 国際社会復帰を果たし経済制裁も相次いで解除され、急速に民主化されるに至る。
- 1959年に石油が発見されて以来、社会主義統制下にありながら国民の生活は豊かである。
- アフリカ第２位の生産量を誇り、石油収入がリビアの輸出収入の９割以上を占めている。
- イタリア、ドイツ、フランス３カ国にリビアの原油の８割を輸出している。
- 昨今の原油価格の大幅な上昇で外貨の獲得となり、国家財政に大きく寄与している。
- 外国人観光客の受け入れが再開されたのは1996年からで、、トリポリにもホテルの建設が始まり、観光産業に力を入れるようになってきた。
- 地中海沿岸に点在するローマ遺跡の中でも、リビアの遺跡は保存状態も良く、規模も大きく見応えがある。
- 首都のトリポリをはさんで東にレプティス・マグナの遺跡、西にサブラータの遺跡があり、ベンガジの東にあるキュレーネの遺跡を含め、世界遺産に指定されている
- 南部の砂漠地帯には先史時代の岩画群や風に浸食された奇壁や奇岩が点在する。
- 広い国土の約95%が砂漠。
- 地中海沿岸の僅かな地帯が主要耕作地の一つになっている。
- 人口もこの地中海沿岸地域辺りに集中している。
- 極度に乾燥した土地は降雨も少なく、年間を通し水不足状態となっている。
- 水不足に対処するため、政府による大規模な灌漑計画や大人工河川（GMMR）計画が進められている。
国のシンボル †
- 国 旗：
全面緑一色、緑はイスラム教で聖なる色に染められている。緑はイスラム教にもとづく社会主義をめざし、人民革命をめざす決意を表している
- 国 花；
- 国の木；
- 国の動物：
- 国 鳥；
- 国 歌；神は偉大なり
国 土 †
アフリカ大陸北部中央.、地中海に面している。
東にエジプト、南東にスーダン、南にチャドとニジェール、西にアルジェリアとチュニジアと接している。
国土の90％が砂漠で、南のチャド国境付近を除いて高い山のない平坦な地形である。
西部のトリポリタニアは200〜300ｍの高原状台地。
東部のシレナイカは平野。、
南部のフェザンは高原状の砂漠地帯。
政治形態 †
- 政 体；ジャマーヒリーヤ（大衆による共同体制の意）体制
- 独立年月日；1951年12月24日、イタリアより独立
- 元 首：
ムアンマル・アル・カダフィ9月革命指導者（Muammar Al Qadthafi）
- 首 都；
トリポリ Tripoli，150万人（1990）
行政機関の一部はシルテに移っている
- 地方自治：
シャアビーヤと呼ばれる州・県レベルの自治体が34、
国民 †
- 人 口；576万5563人（2005/7推計）
- 民 族；アラブ人、ベルベル人，トゥアレグ族
- 言 語；アラビア語（公用語）
- 宗 教；イスラム教（スンニ派）（国教）97％
