エストニア
ナルヴァ Narva(Narwa) †
- ナルヴァ川を挟んでロシアとの国境にある町
- かつては「バルト海の真珠」と称される美しい街並みを誇った。
- 18世紀前半における大北方戦争の主戦場として有名。
- 第二次世界大戦における激しい攻撃によって一旦灰燼となり、その歴史的な街並みの多くは失われた。
- 人口は約67,000人で、タリン、タルトゥに次ぐエストニア第3の都市。
- 人口のおよそ95%がロシア系住民である。
- ソ連からの独立後、エストニア領に取り残されたようになってしまったナルヴァのロシア系住民が自治を求める運動を起こしたこともあるなど、民族問題を色濃く反映した都市となっている。
- 市内にあるナルヴァ城は、かつてデンマークが建てたものである。第2次世界大戦の爆撃で破壊されたが、1991年のエストニア独立後に修復され、博物館になっている。
- タリンとモスクワをムズブ1日1便の国際列車が停車する駅があるが、頻繁に運行されている長距離バスの方が一般的だ。