ブラジル
マナウス Manaus †
- 流域面積世界最大を誇るアマゾン観光の中心である大都市。アマゾナス州の州都。
- ブラジル北部、ネグロ川の北岸に位置しており、ネグロ川は約10km下流でソリモンエス川と合流し大河・アマゾン河となる。
- アマゾンにある多くの国立公園に隣接し、アマゾン観光の拠点となっている。
- 19世紀にはアマゾン河上流で天然ゴムが発見され、ゴム景気に沸くとともにヨーロッパから多くの人々がやって来てその文化も持ち込まれた。以降アマゾンの経済、交通の中心として繁栄し、現在は人口約150万人のアマゾン地域最大の都市に発展。
- また免税都市に指定され、日本やアメリカ、ヨーロッパ諸国の企業が進出している。
- 見どころは、パリのオペラ座を模したといいゴムブームの際に流入したヨーロッパ文化の代表である「アマゾナス劇場」、アマゾンの先住民に関する資料をまとめた「インディオ博物館」、水族館のある「アマゾン自然科学博物館」など。kbt
アクセス †
- 空路:
サン・パウロやブラジリアからは直行便が運行している。
サンパウロから3時間50分、ブラジリアから3時間
リオ・デ・ジャネイロからはサン・パウロかブラジリア経由で約5時間かかる。
そのほか国内の主要都市とも結ばれている。
隣国ベネズエラのボア・ビスタともTAM航空(JJ), ゴル航空(G3)などが運行している
空港 †
エドゥアルド・ゴメス国際空港 Aeroporto Internacional Eduardo Gomez(MAO)
マナウスの市街の北約20km。
タクシーで約30分
見どころ †
- アマゾネス劇場 Teatro Amazonas;
ゴムで繁栄していた時代1896年にパリのオペラ座を模して建造されたイタリア・ルネッサンス様式のオペラハウス.内装の建材や調度品もすべてヨーロッパから輸入してきたもの。
現在も劇場は再活性化が図られて、連日オペラやコンサートが開かれている。
劇場見学:月〜土曜日 09:00〜16:00
- アドルフォ・リスボア中央市場 Mercado Munincipal Adolpho Lisboa
マナウス港から東に進んだバーレス通りに位置する。
1882年にパリの中央市場レザル(Les Halles)を模して建造された由緒ある市場。
ネグロ川に面して建つアール・ヌーヴォー式の建物
建材やステンドガラスはフランスから輸入したもの。
- インディオ博物館 Museu do indio
アマゾン流域に暮らすの先住民ヤマノミ族やリオ・ネグロ族などに関しての資料を展示している。
月〜金曜日 08:30〜11:30/14:00〜16:30、土曜日 08:30〜11:30
- 国立アマゾン研究所 Instrituto Nacional de Pesquisas da Amazonia
INPAの名で知られ、別名「科学の森」 Bosque da Ciencia とも呼ばれる自然保護活動とジャングル実験区の運営や管理を行う国立の科学研究所。
火〜日曜日 09:00〜17:00
- アマゾン自然科学博物館 Museu de Ciencias Naturais da Amazonia
ブラジルに移住した橋本氏が館長を勤める博物館。
橋本氏が収集した蝶や昆虫と、アマゾンに生息する魚類のはく製、および水族館の3つのセクションに分かれている。日本語の解説もある。
月〜土曜日 09:00〜12:00/14:00〜17:00
近郊のみどころ †
- 2河川合流点 Encontro das Aguas
ネグロ川とソリモインス川が合流するマナウスから下流に約10km行った地点。
黒色のネグロ川と黄土色のソリモインス川は混じり合うことなく数10キロもともに流れていく。