トルコ・イスタンブール

イスタンブールの3つのエリア

旧市街

ヨーロッパ側にある、切れ込んだ入り江の金角湾とボスボラス海峡、マルマラ海、テオドシウスの城壁に囲まれた地域。
ローマ帝国時代は現在の旧市街だけがコンスタンティノープル(イスタンブール)だった。
金角湾とボスボラス海峡に近いところに、トプカブ宮殿やブルーモスク、アヤソフィアなど歴史的建造物やグランドバザールなど集中する地で、絶えず観光客が多く集まる。
多くの道路が細くて入り組んでいて、一方通行で、大型のバスなどが進入できない。
建物も近代的なものはなく、ホテルもこじんまりした古いものが多く集中している。
観光客が一年中多いため、狭い通りにずらりと並ぶレストラン街も旅行者でにぎわっている。
ほとんどのツアー観光はこの旧市街の歴史的建造物の集中する地区を徒歩で巡る。
西寄りは緩やかな丘陵は住宅地なっている。
(主なエリア)

新市街

金角湾を挟んで旧市街の対岸が新市街の始まりで、ボスポラス海峡沿いにずっと北方向に広がる。
旧市街とはガラタ橋、アタテュルク橋が結んでいる。
海辺のわずかな地区を除いて丘陵地へ自然発生的に拡がり、細い坂道が伸びている。
中心となる地はタクシム広場で、そこから旧市街方向へは、繁華街となり、目抜き通りには旅行者や地元の若者が集まるおしゃれなショッピングエリアとなっていて、一日中賑わいを見せている。
観光名所は少ないが、最も大きな目玉はドルマバフチェ宮殿だ。
ベルサイユ宮殿やウイーンノシェーンブルン宮殿と同じような大きさでたっぷり半日かかる。
ガラタ橋から近いガラタ塔も人気がある見どころで、塔上から旧市街の大きなドームのあるモスク群が一望できる。
現代イスタンブールのビジネスの中心地でもある新市街には、高級ホテルや長期滞在向けのレジデンスも多い。
(主なエリア)

アジア側

観光スポットはは少なく、昔ながらの面影を多く残す小さな町が集まる住宅地をなっている。 なかでも、ユスキュダルはもっともにぎやかな街で大きなモスクやバザールもある。
アジア側の各都市からの鉄道の終着駅ハイダルパシャ駅。
(主なエリア)