オーストラリア/ノーザンテリトリー
キャサリン峡谷(ニトミルク国立公園) Katherine & Nitmiluk National Park †
ダーウィンの南、約300kmにあるキャサリンの町。その東側に広がる13の美しい渓谷=キャサリン渓谷は、ニトミルク国立公園(正式名称)として自然保護されている。渓谷の源流となるキャサリン川は、北東約200kmのカカドゥ国立公園の南端から流れている。数十mの高さがある断崖絶壁に囲まれた渓谷は、水上からはボートクルーズやレンタルカヌーで、空からはヘリコプターで楽しむことができる。遊歩道もルートが整備され、ウォーキングも可能。
園内にはキャンプ場を除いて宿泊施設はないため、キャサリンからの日帰りが一般的。12〜4月の雨季は水泳やカヌーは禁止される。
(見どころ) †
- キャサリン博物館 Katherine Museum
キャサリン市街にある、町の歴史を紹介する博物館。昔の農耕具や生活用品、大洪水の資料などが展示されている。また人口が希薄なオーストラリア内陸部ならではといえる、医師の往診(ロイヤル・フライング・ドクター)の際に活躍した最初の飛行機の実機も見学できる。
曜日により開園時間が異なるので要注意。
- カタカタ鍾乳洞 Cutta Cutta Cave
キャサリンの南にあるオーストラリア最大級の鍾乳洞。地下15mの深さまで続いている。数億年もの年月を経て自然が造り出した神秘的な姿を見学できる。
- エディス・フォールズ Edith Falls
キャサリンの北、国立公園の北西部に位置する滝。滝つぼへは池を泳いでいくことができる。周囲には遊歩道も設けられている。
- マタランカ温水プール Mataranka Thermal Pod
キャサリンの南約100km離れた町マタランカ近郊のエルシー国立公園内にある。温泉といっても、日本と違い、35度前後と周囲の温度より少し高い程度。魚と一緒に泳げる自然の温水プールになっている。
(トップエンドからレッドセンターへ) †
- マタランカ・プール・ネイチャーパーク;
- テナントクリーク;
- デビルズマーブル;巨大な岩石があたり一面に転がっている奇岩群