フランス/ロワール
トゥール Tours †
- ロワール河と、支流のシェール川の間に位置し、TGVが停車するトゥールTGV駅(St-Pierre-des-Corps)があることからロワール古城めぐりの拠点の町として知られる。
- 第2次世界大戦で攻撃を受け、街並は大きく破壊されたが、現在ではその大部分の復元が進められている。
- 古代ローマ都市があった場所であり、4世にはキリスト教の布教の中心地となった。
- ローマ軍の兵士でもあった司教サン・マルタンは奇跡の力を持つと信じられ、死後もサンマルタン寺院に祀られた。
- 8世紀にはシャルルマーニュが数多くの学校を創立したこともあり、現在も市内にはトゥール大学をはじめ、国立音楽学校、ルネッサンス高等研究所などの研究機関があり、活気ある学生の町の側面も持っている。
- 15世紀頃には歴代の国王が温暖なこの地方に滞在し、ルイ11世の時代にはトゥールがフランスの首都になったこともある。Qkbt~
アクセス †
- 鉄道:
パリ・モンパルナス駅からTGVで約1時間。
TGV駅と在来線の駅とはロワール河をはさんで反対側となっている。
TGV駅の名前はSt-Pierre-des-Corps
接続する在来線もある。(3分、Tours/Lyon間の列車)
現地で車やバスの手配をする際には注意が必要になる。
見どころ †
- サン・ガシアン聖堂Cathédrale St-Gatien ;
フランボヤン・ゴシック建築の傑作
- トゥール美術館 Musée des Beaux-Art de Tours
大司教館だった建物を改装したもの。