イタリア/ナポリ・南イタリア
イスキア島 Isola di Ischia †
- ナポリ湾の島のひとつで、カプリ島同様、最も観光開発が進んでいる。
- それでもなお昔の面影を失っていないのがカプリ島と違うところだ。
- 島が大きく、カプリほど特定な地区に観光客が集中してごった返すということもなく、落ち着いた雰囲気がヨーロッパの人に人気で滞在費もカプリより安く長期滞在者が少なくない。
- 火山性の島で温泉が出るので、夏場は温泉治療に来る人も多い。
- 人口1万8200人
アクセス †
ナポリからの船が到着する港は2か所ポルトとカサミッチョラがある。
カサミッチョラは島の裏側で、温泉保養地のあるところ。一般の旅行者にはポルト行きを利用しないと不便だ。乗船券購入のときにイスキア・ポルト行きを確認する。
大部分の船がイスキア・ボルトに入港する。
ナポリからの便は2か所から出ている。所要時間は高速船で船会社により所要時間が若干異なる。高速船で50分〜60分、フェリーで1時間30分
直行便と、プローチダ島経由便がある。
- ベヴェレッロ埠頭Molo Beverello
高速船の乗り場。数社の船会社が横並びにあり、乗船券売場のモニターで最も早く出発する船会社の窓口で行き先と枚数を伝え、料金を支払うと、乗り場番号を言ってくれる。
帰路はどの船会社便が先に出るか分からないので、片道だけ購入する方がいい。
フェリー乗り場は高速船乗り場から約100mはなれている。
- メルジェッリーナ港Porto Mergellina
高速船が就航している。この港からの船の多くはイスキア、プローチダ行き。
島の様子 †
桟橋から歩いて30分ほどのところに、昔、島の中心地だった町イスキア・ボンテがあり、その沖合に、アラゴン家の美しい城のある小島が浮かぶ。
交通機関 †
イスキア・ボルトのそばにバスターミナルがある。
島を循環するバスがある。島内のそれぞれの町をまわり、すべてのホテルやキャンプ場のそばを通る。
右回(り時計回り)に回るCD(CircoDestra?)と、左回りのCS(CircoSinistra?)がどちらも30分おきに運行されている。チケットの一日使える。
タクシーとシクロタクシー(軽三輪車)もある。
見どころ †
- イスキア城Castello d'lschia
イスキア・ボンテから道路で連絡されている小島の遺跡
アラゴン家の城だったもので、城内には14世紀の大聖堂のほか、より規模の小さいいくつかの教会、武器博物館がある。博物館は入城料とは別料金
- ラ・モルテッラLa Morlella
園芸家のみならず、植物好きの人におすすめ
イギリスの作曲家、故ウイリアム・ウォルトン卿と夫人が1949年にここに住み始めて以来、2人で造り上げた庭園で、世界中から集めた300種類以上の植物が植えられている。
Via F Calese35,Forio
4〜11月 火・木・土・日曜のみ 9:00〜19:00。冬期は閉鎖
- エポメオ山Monte Epomeo
標高788mの頂上までフォンターナ村からかなりきつい坂を約1時間30分上っていく。
ここは島の最高地点で、ナポリ湾のすばらしい眺めが望める。
- リド・デイ・マロンティLido dei Marornti
バラーノの南にあるきれいなビーチ。