ロンドン・ヒースロー空港(LHR) †
LONDON HEATHROW
- ターミナルは5つあり、航空会社別に発着ターミナルが分かれている。
- 日本からの到着便:
英国航空BAはターミナル5、
日本航空JLと、全日空NH、ヴァージン・アトランティック航空VS、アジアの航空会社便はターミナル3
に到着する。
(現在、ターミナル5が2008年3月から運用が開始されたが、荷物の円滑なオペレーションに混乱をきたしているため、BAの欧州間以外の長距離便はターミナル4となっている)
ロンドンで入国手続き †
- 日本からの直行便はターミナル3・5に到着
- EU内での乗継便はターミナル1・2・4に到着(航空会社により異なる)
- 共同運航便やEU内で途中寄港して機材変更した場合は、実際にロンドンへ運行する航空会社のターミナルに到着となる。フライト番号が4桁の場合は他社便になっている。
- ターミナルごとに出入国審査・税関検査が行われている。
- 入国審査
英国は入国カード(Landing Card)の提出が義務付けられている。
機内で客室乗務員から配布された入国カードLANDING CARD に必要事項記入の上旅券と一緒に提示する。
到着後、ARRIVALの表示に従って進んでいくと入国審査場に入る
審査官から一人ずつ滞在日数、滞在目的を問われる。
3DAYS、 SIGHTSEEINGなどと単語で答えた方が相手にわかりやすい。
業務BUSINESSの場合は何の仕事をしているかを問われる。
留学の場合には、入学許可証を旅券と一緒に提示する。
これらの質問から審査官が滞在許可日数を判断して旅券に記入する。
- 手荷物受取・出口へ
手荷物受取場で搭乗便名の表示されたターンテーブルで荷物を自分で引き上げる。
カートは十分の備えてある。
両替所があるので荷物が出てくるのを待っている間に現地通貨(ポンド=£)に両替しておくと便利だ。この国ではユーロは使えない。
出口を出ると出迎えの人で混雑しているので置き引きの被害に遭わないように手荷物から手を離さない。
乗継 †
ロンドンから他の都市への乗継便を利用する場合
イギリスはEU内でもシェンゲン協定の加盟国ではないので乗継旅客の入国審査はない。
セキュリティ・チェックはターミナルごとに行われる。
乗継専用バス;各ターミナルを巡回している。乗継便が他のターミナル発着の場合にはすべてこの乗継専用バスで移動する。頻繁に巡回しているので混んでいたら次のバスまで待つろいい。それぞれのターミナルまで5〜10分。
- ターミナル5に到着した場合
英国航空BAの日本線の発着はターミナル5。
到着して機内から出たら、まず次の便はどのターミナルから出るのか、同じターミナルなら何番ゲートからかををモニターで確認しておく必要がある。
到着ゲートから「FLIGHT CONNECTIONS」(乗継便)の表示に従って進み、乗継専用バス乗り場へ。
ターミナル5の機能障害などでターミナル1に到着した場合はフライト・コネクションズ・センターFLIGHT CONNECTION CENTREに進む。
- ターミナル3に到着した場合
日本航空JL ,全日空NH,ヴァージン・アトランティックVSなどはターミナル3に到着。
欧州内の都市への乗り継ぎは他のターミナルとなるのですべて乗継専用のバスを利用する。
到着して機内から出たら、まず次の便はどのターミナルから出るのかをモニターで確認しておく必要がある。
到着ゲートから「FLIGHT CONNECTIONS」(乗継便)の表示に従って進むと、乗継専用バス乗り場がある。
乗継便がターミナル1または2の場合には、バスはフライト・コネクション・センターFLIGHT CONNECTION CENTREで下車する。
KLMオランダ航空KL(アムステルダム)便乗継はターミナル4で下車する。
- 乗継センターFLIGHT CONNECTION CENTREに到着したら
セキュリティチェックの後、乗継の手続きカウンターでチェックインをする。
すでに日本で乗継便の搭乗券を受け取っている場合には搭乗券に記載されているゲート番号と異なっている場合もあるのでモニターでゲート・出発時刻を確認しておかなければならない。
- ターミナル1と2からの国際線乗り継ぎ
「Terminal 1 & 2 International Departures」の表示に従ってエスカレーターで2階に降り、各ターミナルに進みます。ターミナル2へ進むと出発ラウンジに入る。
モールになっていて沢山のショップの看板があってゲートの表示がわかりにくいので、あらかじめゲートの入口を確認しておいた方がいい。
- 英国国内線とアイルランド線乗り継ぎ
「Terminal 1 Domestic Flight to UK, Republic of Ireland Departures」の表示に従って進むと入国審査があり、搭乗ゲートへ進む。
不明な点があれば、乗継カウンターのスタッフに尋ねる。
- ターミナル5の乗継
英国航空専用のターミナルなので同じ英国航空便BAなら乗継バスによる移動はない。
ただし、何らかの都合で到着便がこのターミナルでない場合もあるので、機内から出たらまずモニターで次の便のゲートを確認する。
すでに日本で乗継便の搭乗券を受け取っている場合には搭乗券に記載されているゲート番号と異なっている場合もあるのでモニターでゲート・出発時刻を確認しておかなければならない。
また、共同運航便になっている場合には、ターミナルが異なる場合もある。
帰路のロンドン乗継 †
日本への帰国の際のロンドン・ヒースロー乗継の場合(ターミナル1・2→ターミナル3・5)
FLIGHT CONNECTIONSの表示に従って進むとフライト・コネクション・センターに着く。
セキュリティチェックの後、乗継の手続きカウンターでチェックインをする。
すでに出発空港で乗継便の搭乗券を受け取っている場合にはモニターでゲートを確認して乗継専用バスのりばへ降りていく。バスは巡回しているからターミナル3または5で降りる。
ロンドン市内への交通機関 †
- タクシー;
のりば;各到着ロビー正面にある。所要時間;市内中心地まで約40分
- 鉄道;ヒースロー・エクスプレスHEATHROW EXPRESS;
ターミナル1・2・3駅とターミナル4駅がある。
のりば;各到着ロビー内の案内標識に従って地下のホームへ。
行き先;パディントンPADINGTON駅 ノンストップ。所要時間;15分 15分間隔
料金;15.50ポンド(乗車後車内で乗車券を購入した場合には17.50ポンド)
到着駅のタクシーのりばは狭い階段を下るので大きな荷物を持っているときには不便だ。~カートはない。
- 地下鉄 UNDERGROUND
ターミナル1・2・3駅とターミナル4駅がある
のりば;標識に従って地下通路を進むと地下鉄ピカデリー線PICCADILLY LINEの出札・改札がある。
所要時間;ピカデリーサーカスまで約1時間 5〜10分間隔
- バス
のりば;ターミナル1・2・3それぞれから徒歩で10分歩かなくてはならない。
行き先;ビクトリア・コーチ・ステーション(長距離バスや定期観光バスの発着場になっているバスターミナル)
所要時間;1時間以上 料金は5〜10ポンド(曜日、時間帯によって異なる)
- レンタカー利用;
レンタカーを利用する場合には各到着ターミナルで税関検査終了後、ロビー内のレンタカーカウンターに出向いて手続きをし、巡回しているレンターカー会社専用の送迎車に乗って専用パーキングまで行く。
キーの受け渡しは各社異なる。
カウンターで渡される場合と、パーキング場にある事務所で渡される場合がある。
なお、車の返却もこの同じパーキングになる。空港には専用の駐車場はない。