スペイン/アンダルシア

グラナダ Granada (アンダルシア自治州)

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マドリッドから434km、マラガから127km、セビーリャから261km、バレンシアから541km
人口:約30万人

アクセス

空港:

アルハンブラ宮殿 Alhambra

イスラム宮殿の中で最も美しく、最も古く、最も保存状態が良いものとされている。
現在残る王宮の主要な建物の多くは14世紀のイスラムの王の下で増改築されたものである。
22代続いた王がアルハンブラ宮殿の拡張、装飾を続けていったが、強力なキリスト教勢力のもとでは戦わずしてこの宮殿を明け渡さざるを得なかった。戦闘に絶えられる堅固な城塞ではなく、享楽の宮殿として造営されつづけてきたものが、ついに1492年にキリスト教徒の手に渡ってしまった。
アルハンブラ宮殿ではシェラ・ネバダから流れ来る豊富な水を巧みに利用して、様々な噴水や水のせせらぎを作り、涼しさを演出している。
宮殿には3つの部分に大別される。

アルバイシン地区 Albaicin

その他の見どころ

近郊

略史

西ゴート族の小さな町に、711年イスラム教徒がジブラルタル海峡を越えアルハンブラの丘に定住して以来、イベリア半島はイスラム化が進み、
城壁を建設し、イスラム文明は次々に開花していった。9世紀にコルドバのカリフ王国衰退後はグラナダは徐々に勢力を伸ばし、1238年には頂点を極めるまでになっていった。
そのグラナダ王国はジブラルタルからムルシアまで配下に治める強大なものだったが、1492年にカトリック両王に降伏するまでイベリア半島に残る唯一のイスラム王国の首都だった。
カトリック両王はキリスト教徒によるレコンキスタ(国土回復運動)の後もこの地を重要視し、新たな建物の建設をしたため、グラナダは都市として繁栄を続けていった。