インド

インドの交通事情

アクセス

日本からの直行便は、エア・インディア(AI)
直行便で約8時間

航空網

大部分の便はインド4大都市を起点にし手運行されている。
(インド国内線を運行する主な航空会社)

鉄道;

インドの鉄道は、営業距離数では世界有数の規模を誇る。
インド国内には軌道の異なる路線がある。
広軌1676mm、狭軌1000mm、ナローゲージ762mm・610mm。多くの主要都市間は広軌となっているが直通運転ができない区間も少なくない。
全土に広がる路線網は分割管理されている。
主要路線は、デリー・コルカタ・ムンバイ・チェンナイの4大都市間を結ぶ路線で、豪華列車や優等クラスの編成も多く設定されている。
http://www.indianrail.gov.in/

観光特別列車

数日かけてゆっりくツアーを楽しむ宮殿列車のような特別列車がいくつか運行されている。
ツアーはすべて現地旅行会社の主催となっている。
いずれも個室寝台車タイプで、レストランやラウンジもある。
道路事情が良くない国で、地方都市の宿泊施設も十分に整っていないので人気がある。
運行日やルートは毎年一定ではなく、半年以上前に予定が発表される。
個人でこの列車の現地ツアーに参加する場合には旅行会社に直接予約する。
クリスマス/新年などの繁忙期は、10%の特別料金が上乗せとなる。
日本の旅行会社も丸ごとチャーターして自社のツアーとして募集しているところもある。

山岳鉄道

ナローゲージ鉄道の中には、世界遺産に登録されたダージリン・ヒマラヤ鉄道・ニルギリ山岳鉄道といった著名なものも存在する。

インドレイルパス;  

インド鉄道が発行するフリーパス。
外国人または外国に居住するインド人のみ使用できる。
料金は外貨での支払いになる。
インドレイルパスを利用した場合、予約の追加料金は不要となる。
期間が10種類 (半日〜90日)。 
クラスが3種類

長距離バス

長距離バスもインドでは主要な移動手段となっている。
とくに、鉄道では乗り換えをしないと行けない区間などに人気がある。
とくに、南インドでは、鉄道よりもバスの移動が人気がある。

市バス

主要都市では市バスも走っている。
庶民の移動手段で非常に混んでいる。
バスの番号と行き先は、ヒンディー語で書かれているのでわからない。
旅行者には利用しにくい。

タクシー事情

その他の交通手段;

インドの道路事情

高速道路未整備、舗装率の低さ、道路の狭さや凸凹などだけでなく、宗教上の慣習、インド人の性格、交通ルールの未発達などが整備を遅らせる要因となって交通渋滞や事故が絶えない。、
国道を走る車はトラック、乗用車、タクシー、バイク、スクーター、オートリクシャ、3輪車、トラクター、輪タク、自転車、人力車、リヤカー、荷物満載の手押し車、身障者用の箱車、それに牛車、駱駝の荷車など速度の極端に違う車が混然としている。
加えて、道路に牛が闊歩し寝転んでいる。牛ばかりではなく、牛、水牛、駱駝、象、馬、犬、豚、猪、驢馬、山羊、羊、猿、などあらゆる動物が道路を占拠する。
結婚式シーズンの10~12月には結婚式の楽団が2〜~3時間道路をふさいでパレードする。
数が多い宗教行事や祭りも同様の渋滞を引き起こす。
さらに、モンスーンの時の大雨などで道路が冠水することもたびたび起きる。