ヌクヒバ島 Nuku Hiva

ヌクヒバ島 Nuku Hiva
南緯8-49 西経140-12

概要
タヒチ島から北東約1500km、フレンチポリネシア最北部を占める12の島々のひとつで、マルケサス諸島最大の島。マルケサスの行政の中心地となっている。
面積330ku、人口2,800人のヌクヒバ島はマルケサス諸島の北島群に属し、島には標高1,224mのテカオ山を中心とする山脈が荒涼とした大地に沿って連なり、空港のある西部地域に至る。
そびえる尖峰や切り立った岩壁、深い緑の幽谷、神秘的な滝などダイナミックな地形を有し、山中には野生の馬や山羊、豚などが生息している。
島の中心部には牧草地や耕地、森林などの農耕地域になっている標高800mの広大なトオビイ高原が広がっている。

複雑に入り組んだ海岸線は数多くの湾や、露出した岩からなる半島や岬、断崖などが特徴的で、集落のほとんどは湾に作られている。威風をほこる標高864mのムアケ山の麓、波風からは遮断され、その入口を西と東にある2つの岩の小島が衛兵のように守る湾の奥には、行政・経済の中心で、大司教管区でもあるタイオハエの村がある。
この地域の海には口元が光る独特の生物、カズハゴンドウというイルカが生息する。

この島はポリネシア文化発祥の地と言われ、フラもここで生まれたものだ。。
当時の祖先の集会場などが残るヒコフア遺跡がある。

また、ハーマン・メルヴィルの小説「タイピー」の舞台になった島でもある。


ヌク・ヒバ島へのアクセス
タヒチ島から、エアー・タヒチの定期便が毎日1便運航している。所要時間は直行便で2時間30分。
※パペーテとマルケサスの間には30分の時差がある。 
 パペーテが正午の時、マルケサスは12:30になる。
空港から島の中心となる「タイオハエ村」までの交通手段は4WDかヘリコプター。
ヌクヒバ空港(コード:NHV)


島内の交通
レンタカー 
ホテルで手配することができる。




(参考資料:タヒチ観光局)